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雑記

2025年をKPTで反省!AI時代のエンジニアが描く2026年の抱負

トム

・都内自社開発IT企業勤務/javaのバックエンドエンジニア
/java歴10年以上 ・首都圏在住30代
・資格:基本情報技術者/応用情報技術者/Java Silver/Python3エンジニア認定基礎

エンジニアとして働き始めてから、毎年この時期になると「今年は成長できたかな」と不安になります。去年の今頃も同じように悩んでいましたが、結局、具体的な改善策を立てないまま1年を過ごしてしまいました。毎日コードを書いて、新しい技術を追いかけているはずなのに、なぜか足踏みをしている感覚が拭えません。

このような「頑張っているのに報われない」という不満や、将来に対する漠然とした不安を抱えている方は多いはずです。実は、成長が止まってしまう本当の理由は、スキルの不足ではなく「振り返りの質」にあります。

このブログは、私が5年以上続けてきた年末の恒例行事を、2025年の劇的な環境変化に合わせて書き直したものです。単なる日記ではなく、AIが当たり前になった今、私たちがどう生き残るべきかを真剣に考え直しました。この記事を読めば、感覚的な反省を卒業し、2026年に向けて迷いなく突き進むための「思考の整理術」が手に入ります。

特に、AIに仕事を奪われる恐怖を感じている方や、情報過多で集中力が切れている方にとって、進むべき道を示す地図になるはずです。それでは、私の失敗と気づきを詰め込んだ2025年の総括を始めていきます。

なぜエンジニアは「年末反省」を仕組み化しないと成長が止まるのか

エンジニアにとって、振り返りを仕組み化することは業務におけるコードレビューと同じくらい重要です。仕組みがない振り返りは、ただの「反省した気分」で終わってしまい、翌年になれば同じミスを繰り返します。

私たちは日々のタスクに追われ、自分がどの方向に進んでいるのかを見失いがちです。だからこそ、年末という節目を利用して、自分の行動を客観的なデータとして扱う必要があります。これを怠ると、古い技術に固執したり、逆に流行に振り回されたりして、市場価値がじわじわと下がっていくのです。

成長を加速させるためには、感情を排除して自分の行動を「システム」として捉える視点が欠かせません。

例えば、バグが出たときに「次は気をつけよう」と念じるだけでは解決にならないのと同様、人生の反省も精神論では不十分です。どの入力(インプット)に対して、どのような出力(アウトプット)が出たのかを分析し、バグを修正する作業が必要となります。このプロセスを年末に組み込むことで、来年の自分というプロダクトをより高品質なものにアップデートできるのです。

感覚的な振り返りが成長につながらない理由

「今年はなんとなく頑張った」という主観的な評価は、脳の生存本能によって都合よく書き換えられてしまいます。人間は自分に甘い生き物なので、失敗した記憶を無意識に遠ざけ、小さな成功を過大評価する傾向があるのです。数値や具体的なエピソードに基づかない振り返りは、具体的なアクションプランを生み出しません。その結果、同じ課題を抱えたまま新しい年を迎えることになり、成長のループが途切れてしまいます。

KPTがエンジニアの思考整理に向いている理由

KPT(Keep, Problem, Try)というフレームワークは、エンジニアの論理的な思考回路と非常に相性が良いです。Keep(続けること)、Problem(問題点)、Try(次に試すこと)というシンプルな構造は、複雑な感情を整理し、具体的な行動へと導いてくれます。良かった点と悪かった点を分けることで、自分の強みと弱みが明確に見えてくる。現状を正しく把握し、次に何をすべきかが自動的に決まるこの仕組みこそ、私たちが採用すべき最強の整理術です。

2025年をKPTで振り返ると見えた「AIとの距離感」

2025年は、私にとってAIとの付き合い方を根本から見直す激動の1年でした。エンジニアの仕事において、GitHub CopilotやChatGPTを使わない日は1日もありませんでした。

これまでは「便利なツール」という認識でしたが、今年は「チームメンバー」に近い存在へと進化しました。しかし、距離が縮まったからこそ見えてきた問題点も多く、手放しで喜べる状況ではないことに気づかされたのです。光が強ければ影も濃くなるように、AIによる恩恵の裏側には、自分自身の思考能力の低下という大きなリスクが潜んでいました。

振り返ってみると、私の開発スタイルは劇的に変化しましたが、それが100%正解だったとは言い切れません。確かにコードを書くスピードは3倍以上に上がりましたし、複雑な正規表現や定型文に悩む時間はゼロになりました。

しかし、その分だけ「なぜこのコードが動いているのか」を深く突き詰める執着心が薄れてしまったのです。このままでは、AIが生成したコードの良し悪しを判断する「目」すら退化してしまうのではないか、という強い危機感を覚えました。2025年の反省は、この便利さと危うさのバランスをどう取るか、という点に集約されます。

AI活用が一気に進んだ一年だった

今年は、業務のあらゆる場面にAIを組み込むことに成功しました。関数の作成からテストコードの生成、さらにはドキュメントの要約まで、AIを徹底的に使い倒しました。以前なら1時間かかっていたリサーチが、数分で終わるようになったときの衝撃は今でも忘れられません。技術的な壁に当たっても、AIに相談すれば即座にヒントが得られる環境は、控えめに言っても最高でした。このスピード感に慣れてしまうと、もう以前のやり方には戻れません(笑)。

AIに頼りすぎて「自分で考える時間」が減った実感

一方で、AIの回答を鵜呑みにしてしまい、自分の頭を動かさない時間が増えたのは大きな反省点です。エラーが出た際、原因を推測する前にエラーログをそのままChatGPTに貼り付ける癖がついてしまいました。

これは、エンジニアとしてのデバッグ能力を著しく低下させる危険な習慣です。自分で仮説を立て、検証するという思考プロセスをスキップし続けた結果、応用の効かない知識ばかりが溜まっていく感覚に襲われました。まさに「AIに使われている」状態になっていたのです。

それでもAIは、勉強効率を確実に押し上げてくれた

批判的な反省もありますが、AIが学習の良きパートナーであったことは間違いありません。新しい言語やフレームワークを学ぶ際、自分の理解度に合わせて解説を噛み砕いてくれる機能は非常に重宝しました。

わからない用語をその場で質問し、具体的なコード例をいくつも出してもらうことで、習得スピードは格段に上がりました。AIを教師として活用する手法は、これからも継続すべき私の大きな強みになったと確信しています。

AI学習は続けるが「思考停止」はしないと決めた理由

AIの進化は止まりませんが、それを使う側の人間が思考を止めてしまえば、エンジニアとしての価値は消滅します。AIは過去のデータの集積から「もっともらしい答え」を出すのが得意ですが、未知の課題に対して独創的な解を出すのはまだ苦手です。

これからの時代、人間に求められるのはAIが出した答えを評価し、責任を持って決断する力です。だからこそ、私はAIを使い続けながらも、あえて「面倒な思考」を自分に課すことを決意しました。効率だけを追い求めた先に、本当の成長はないと気づいたからです。

具体的には、AIが提案してきたコードに対して、必ず「なぜこの実装を選んだのか」を問い直すプロセスを導入します。どれだけ優れたアルゴリズムであっても、その背景にある意図を理解していなければ、自分の血肉にはなりません。

また、AIに頼る前に、まずは3分間だけ自分の力で解決策を考える「思考の待機時間」を設けることにしました。このわずかな時間が、脳の回路を錆びつかせないための重要なトレーニングになります。便利さに溺れず、道具をコントロールする側に立ち続けるためのルールです。

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AIを使うときに根拠と理由をセットで確認する

AIから提示された答えを採用する際は、必ずその裏付けをセットで確認するように徹底します。公式ドキュメントを参照したり、複数のプロンプトを試して回答の妥当性を検証したりする手間を惜しみません。

単に「動くからOK」という姿勢を捨て、内部構造や計算量まで把握した上でコードをマージします。この確認作業こそが、AIを単なるコピペツールから、真の学習ツールへと変える鍵となります。

AIを「答え」ではなく「壁打ち相手」として使う意識

AIに正解を求めるのではなく、自分の考えを整理するためのパートナーとして扱う意識を持ちます。「こう考えているが、他に考慮すべき点はあるか?」という聞き方に変えるだけで、対話の質は劇的に変わります。AIとの壁打ちは、自分一人では気づけなかった視点を与えてくれる貴重な機会です。

主導権を常に自分が握り、AIの意見を参考にしながら最終的な結論を導き出す。この姿勢を保つことが、エンジニアとしての主体性を守ることに繋がります。

スマホとドーパミンの関係を知って、行動を変えた話

2025年は、スマホによる集中力の欠如に悩まされた年でもありました。仕事中、無意識にスマートフォンを手に取り、SNSやニュースサイトを眺めてしまう時間が想像以上に多かったのです。これは単なる意志の弱さではなく、脳がドーパミンという快楽物質を求めて引き起こす生理現象だと知りました。

通知が来るたびに集中が途切れ、元の深い集中状態に戻るまでに20分以上かかる。このメカニズムを理解したとき、自分のパフォーマンスがいかにスマホによって削られていたかを知り、愕然としました。

スマホが提供する「短時間で手に入る刺激」に脳が慣れてしまうと、プログラミングのような深い思考を必要とする作業が苦痛になります。情報の断片を追いかけるだけで満足してしまい、体系的な知識を身につけるための努力を避けるようになっていたのです。

これは知識労働者にとって致命的な問題であり、放置すれば成長は完全に止まってしまいます。私はこの状況を重く受け止め、2026年は脳の主導権を自分に取り戻すための戦いを始めることにしました。

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スマホの使いすぎが集中力を奪うメカニズム

スマホのアプリは、ユーザーの滞在時間を最大化するために、脳の報酬系を刺激する巧妙な設計がされています。スクロールするたびに新しい情報が入ってくる感覚は、ギャンブルに近い依存性を持っています。この過剰な刺激にさらされ続けると、脳は「静かで退屈な時間」に耐えられなくなります。結果として、複雑なコードを読み解いたり、難しい技術書を読んだりする際の忍耐力が著しく低下してしまう。これが現代人の集中力が続かない大きな理由です。

知識として理解しただけで終わらせないための反省

スマホの害については以前から知っていましたが、知識として持っているだけでは何の意味もありませんでした。実際、スクリーンタイムを確認すると、1日平均で4時間を超える日が珍しくありませんでした。

どれだけ素晴らしい目標を立てても、そのための時間をスマホに奪われていては実現不可能です。理解していることと、実践できていることの間には深い川があります。この川を渡るために、環境そのものを強制的に変える仕組み作りが必要不可欠だと痛感しました。

来年は「勉強中心の生活」に戻すと決めた

2026年は、エンジニアとしての原点に立ち返り、勉強を生活の中心に据えることを宣言します。ここ数年、新しい技術をキャッチアップすることに疲れ、アウトプットの質が下がっていた自覚があります。

しかし、AIが普及した今だからこそ、小手先のテクニックではない「本質的な基礎体力」の重要性が増しています。OSの仕組みやネットワークのプロトコル、データ構造といった不変の知識を磨き直すことで、どんな新技術が登場しても動じない土台を作りたいと考えています。

「勉強中心」とは言っても、ただ闇雲に本を読むわけではありません。日常生活の中に勉強を組み込み、息を吸うように学べる状態を作るのが目標です。娯楽やSNSの優先順位を下げ、最もエネルギーがある時間を自己研鑽に充てる。

このシンプルな習慣の積み重ねが、数年後に大きな差となって現れると信じています。2025年の反省を活かし、誘惑に負けない環境を整えた上で、腰を据えて技術と向き合っていく所存です。

スマホ使用時間を減らすための現実的な方針

まずは、仕事中のスマホを別室に置くことから始めます。通知をすべてオフにするのは当然として、物理的に距離を置くことが最も効果的です。また、寝る前の1時間はスマホを触らず、紙の読書に充てることで睡眠の質を高めます。

スクリーンタイムの制限機能を活用し、特定のSNSアプリは1日15分までと決める。こうした小さな制約を設けることで、脳を依存状態から解放し、本来の集中力を取り戻していきます。

勉強を習慣に戻すために意識すること

勉強を「特別なイベント」にせず、歯磨きと同じレベルのルーチンにします。朝起きてからの30分間は、必ず何らかの技術記事を読むかコードを書く。これを毎日繰り返すことで、やる気に頼らずに行動できるようになります。

また、学んだ内容を自分なりにアウトプットする場を設けることも重要です。完璧主義を捨て、未完成の状態でも公開する癖をつけることで、フィードバックを得ながら効率的に学習を進めていけます。

今年「結論が出たこと」は迷わないと決めた

エンジニアの日常は選択の連続ですが、些細な選択にエネルギーを使いすぎるのは非効率です。2025年は、ツール選びや設定にこだわりすぎて、肝心の「作ること」がおろそかになった時期がありました。だからこそ、自分の中で答えが出たものに関しては、もう二度と迷わないと決めました。

選択肢をあえて絞ることで、脳の決定疲れを防ぎ、本当に重要な課題にリソースを集中させる戦略です。一度決めたら、よほどの理由がない限りそのルールに従う。この潔さが、日々の生産性を支える基盤となります。

この考え方は、ハードウェア選びにも適用しました。世の中には魅力的な新製品が次々と登場しますが、すべてを追いかけていてはキリがありません。自分が満足できる基準を明確にし、それを満たすものに出会えたら、そこで探求を終える。

この「足るを知る」精神こそが、情報過多な現代で正気を保つ秘訣かもしれません。迷う時間をゼロにする。これが、私が2026年に徹底したい合理的なライフスタイルです。

キーボードはRAINY75PROで打ち止めにした理由

入力デバイスとしてのキーボード選びは、RAINY75 PROに出会ったことで完結しました。その圧倒的な打鍵感と静音性、そして洗練されたデザインは、これ以上のものを求める必要がないと思わせてくれました。

これまでは「もっと良いものがあるはずだ」と自作キーボードの沼に片足を突っ込んでいましたが、今はその執着がありません。道具としての完成度が高ければ、あとは使い倒すだけです。この満足感こそが、余計な物欲を鎮めてくれました。

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道具選びに悩む時間を減らす効果

道具選びの悩みを排除すると、驚くほど作業に没頭できるようになります。エディタの設定やPCのスペックなど、一度最適解を出したものは「これでいい」と割り切ることが大切です。選択肢を減らすことは、自由を奪うことではなく、本当の自由を得るための手段です。

迷いがなくなることで、キーボードに向かう際のためらいが消え、即座にアウトプットへと移行できます。この「迷いのない状態」を、あらゆる場面で増やしていきたいです。

情報過多な時代に「全部触らない」という選択

毎日のように新しいライブラリやAIモデルが登場する今の状況は、エンジニアにとって幸福であると同時に不幸でもあります。すべてを把握しなければならないという強迫観念に駆られ、結果としてどれも中途半端になる。

これが2025年の私に起きていた現象でした。情報の波に飲まれるのではなく、自分に必要なものだけを厳選して受け取る。この「情報の取捨選択」ができるかどうかが、プロとしての成熟度を測る指標になると確信しています。

これからは「知らないこと」を恐れるのをやめます。すべてのトレンドを追うことは物理的に不可能ですし、そもそも自分のキャリアに直結しない情報も多いです。

情報のダイエットを敢行し、ノイズをシャットアウトすることで、自分にとって真に価値のある知識だけを深く掘り下げていきます。広さよりも深さを追求する。この方針転換が、エンジニアとしての専門性を高める唯一の道だと考えています。

新しいAIが多すぎて追いきれない問題

ここ1年で登場したAI関連のサービスやモデルは、あまりにも多すぎます。そのすべてを試して比較するのは、それ自体が目的になっていない限り時間の無駄です。主要なアップデートだけをチェックし、それ以外はスルーする勇気が必要です。

新しいものが出るたびに右往左往していては、自分の核となる技術が育ちません。流行を追う速度をあえて落とし、地に足のついた開発を心がけるように自分を律していきます。

触るAIを意図的に絞るという判断

私がメインで使うAIは、ChatGPTとClaudeCodeに固定しました。それぞれ対話、開発、検索という役割を明確にし、それ以外の似たようなツールには浅く手を出したいけど深められない。

ツールを固定することで、使いこなしの熟練度が上がり、結果としてパフォーマンスが最大化されます。多機能なものに目移りせず、信頼できる道具を使い倒す。このシンプルさが、複雑すぎる現代を生き抜くための知恵となります。

娯楽も最適化する──ゲームは「やるものを決める」

仕事だけでなく、娯楽の質も高めていきたいと考えています。2025年は、セールのたびに新しいゲームを購入したものの、結局どれも数時間触っただけで放置するという「積みゲー」問題が深刻化しました。これは、楽しみを提供してくれるはずのゲームが、いつの間にか「消化しなければならないタスク」に変わってしまっていた証拠です。娯楽においても選択と集中(byスクエニ)を行い、一つの作品とじっくり向き合う贅沢を取り戻したいです。

ゲームを絞ることは、決して楽しみを減らすことではありません。むしろ、一つの世界観に深く没入することで、リフレッシュ効果や知的刺激が最大化されます。情報の断片を消費するだけの娯楽から、自分の感性を豊かにしてくれる体験へと変えていく。そのためには、流行っているからという理由だけでゲームを始めるのをやめ、自分が本当に心から惹かれる作品だけを選ぶ厳格さが必要です。

積みゲー・積みゲー情報が思考を散らす

ライブラリに眠っている未プレイのゲームを見るたびに、小さな罪悪感を感じるのは精神衛生上良くありません。また、SNSで流れてくる最新作の情報に振り回され、今遊んでいるゲームに集中できないのも本末転倒です。

これらの情報は脳のメモリーを無駄に消費し、思考を散漫にさせる要因になります。未練を断ち切り、今この瞬間に楽しむべきものを一つだけ選ぶ。この姿勢が、遊びにおいても重要です。

ゲームを絞ることで得られる集中力

遊ぶゲームを限定すると、プレイ中の集中力が格段に高まります。攻略情報を細かく調べたり、隠し要素を隅々まで探したりする余裕が生まれ、作品の魅力を深く理解できるようになります。

この「深く掘り下げる経験」は、仕事における技術の探求心にも通じるものがあります。遊びにおいても中途半端を排除し、徹底的に楽しむ。このメリハリをつけることで、日常生活全体の質が向上していくのを実感しています。

2026年に向けた抱負──成長を止めないためのルール

最後に、2026年を最高の1年にするための指針をまとめます。私の抱負は、単に技術を磨くことではなく、「自分の意志で人生をコントロールすること」にあります。AIという強力なツールを使いこなしながらも、依存はしない。

情報を適切に制限し、深い思考と集中力を取り戻す。そして、自分で決めたルールを貫き通す。これらの規律を守ることで、変化の激しい時代においても、エンジニアとして、一人の人間として、着実に成長し続けていきます。

成長を止めるのは、外的な要因ではなく、常に自分自身の甘えや慢心です。2025年に得た教訓を忘れず、日々自分をアップデートしていく。そのためには、今回立てたKPTのTryを一つずつ着実に実行していくしかありません。

2026年の終わりには、今よりももっと自信を持って「今年はやりきった」と言える自分でありたい。この記事が、同じように悩む誰かの背中を少しでも押すことができれば、これ以上の喜びはありません。

AI・勉強・娯楽のバランスをどう取るか

AIは8割の力で使い倒し、残りの2割はあえて自分の頭で考える時間を確保します。勉強は「1日1時間は必ず確保する」という最低ラインを設け、いかなる理由があっても死守します。娯楽は「一度に遊ぶのは一つまで」とし、質の高い休息を自分に提供します。これら3つの要素を高い次元でバランスさせることが、持続可能な成長を実現するための鍵です。どれか一つに偏ることなく、調和の取れた生活を目指します。

「考えるエンジニア」でい続けるための指針

「なぜ?」を問い続けるエンジニアでありたい。AIが答えを出してくれる時代だからこそ、その答えが導き出されたプロセスや妥当性を疑う力が求められます。単なるコードの書き手ではなく、課題を解決するための最適な手段を考え抜く設計者としての意識を忘れません。自分の感性と論理を磨き続け、機械には真似できない価値を提供できる存在であり続けること。これが、私が2026年に果たすべき最大の約束です。

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