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IT全般

会話で学ぶプロトコル

トム

・都内自社開発IT企業勤務/javaのバックエンドエンジニア
/java歴10年以上 ・首都圏在住30代
・資格:基本情報技術者/応用情報技術者/Java Silver/Python3エンジニア認定基礎 詳細なプロフィールはこちら

語源から見るプロトコルの正体

プロトコルって、結局なんなの?

ネットワークの話になると急に出てくるけど、ふわっとしてる

よし、まず安心してほしい。

その“ふわっと感”は正しい。プロトコルは抽象度が高い概念だからね。

でも、語源まで掘ると急に輪郭が現れる。

プロトコル(protocol)は、ギリシャ語の

protos(最初の) + kolla(貼る) が語源だ。

貼る? どういうこと?

昔の公文書はね、巻物の最初に

「この文書は正式です」っていう説明文を

“貼り付けて”た。

それが protokollon。

つまり最初にくっついてる

“前提ルール”みたいなもの。

いきなり哲学的だね

そう、プロトコルは本質的に

“最初の約束”なんだ。

言葉としての定義

現代的に言うと

プロトコルとは、異なる主体同士が、誤解なくやり取りするために事前に決めた約束事の集合。

ルールってこと?

近い。でも“ルール”よりもう少し構造的だ。

ルールは守ればいい。

プロトコルは

順序・形式・意味まで含めて共有する。

たとえ話

たとえば、人間同士の会話にもプロトコルがある。

  • 会ったら挨拶する
  • 相手が話し終わるまで待つ
  • 怒鳴られたら警戒する

確かに、破ると会話が壊れる

そう。

これが“人間プロトコル”。

ネットワークも同じで、

機械同士が「空気読めない」から

明文化が必要になる。

コンピュータの世界でのプロトコル

たとえば HTTP。

Webのやつだね

HTTPはこういう約束をしている

  • どうやってリクエストを送るか
  • どういう形式で返すか
  • 成功・失敗をどう表すか

つまり“話し方マニュアル”か

まさにそれ。

英語で話すか、日本語で話すか、

敬語かタメ口か。

全部プロトコル。

なぜプロトコルが必要なのか

ここが本質。

プロトコルがない世界

=相手の思考を読まないと会話できない世界

それ地獄だね

機械は空気を読まない。

だから人間が

“空気を仕様に落とす”。

それがプロトコル。

プロトコルは思想である

面白いのはここから。

プロトコルは単なる技術仕様じゃない。

  • HTTPは「ステートレスであれ」という思想
  • TCPは「壊れてもいい、でも必ず届かせる」思想
  • UDPは「速さは正義、多少の欠損は気にするな」という思想

思想…宗教っぽい

かなり近い。

どの価値を優先するかの

選択だからね。

まとめ

  • 語源:最初に貼る約束
  • 本質:誤解なくやり取りするための共通理解
  • 正体:手順・形式・意味のセット
  • 深層:設計者の思想が宿るルール

世界はプロトコルでできている。

会話も、社会も、プログラムも。

そして面白いことに、人間関係が壊れる瞬間って、だいたい「暗黙のプロトコル」がズレたときなんだ。

次に進むなら、

  • プロトコルとインターフェースの違い
  • プロトコルはなぜ進化するのか

このあたりが、かなり味わい深い。

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