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雑記

仕事が辛いからこそ色んな可能性を模索する

トム

・SaaS勤務/javaのバックエンドエンジニア
/java歴10年以上 ・首都圏在住30代
・資格:基本情報技術者/応用情報技術者/Java Silver/Python3エンジニア認定基礎

「あー、仕事行きたくない…」

日曜日の夜、アニメを観ながらポテチを頬張っていると、ふと頭をよぎるこの絶望感。あなたにも経験がありませんか?

世間では「専門職で安泰」「手に職があって羨ましい」なんて言われることもありますが、現実はそんなに甘くありません。むしろ、泥臭いことの連続で、心がすり減る毎日を送っています。

特に私を苦しめているのが、「コミュニケーション」という名の見えない敵。

エンジニアって、黙々とパソコンに向かってコードを書いているイメージが強いかもしれません。私もそう思っていました。しかし、実際は会議、仕様調整、クライアントへの説明、チーム内の進捗共有…と、話してばかり。いわゆる「コミュ力」が想像の10倍は必要な世界だったのです。

もともと口下手で、人と話すより機械と向き合っている方が好きな人間からすると、これはもう地獄です。そんな辛い毎日から抜け出したくて、私は「本業以外の可能性」を模索し始めました。

この記事は、そんな私と同じように「今の仕事、本当に辛いな…」と感じているあなたへ向けて書いています。これは成功者の話ではありません。むしろ、もがき、あがき、七転八倒している、ただの一個人のリアルな記録です。

私が「本業以外の可能性」を探し続ける理由

仕事が辛いからこそ、本業以外の可能性を模索し続けるべきです。

なぜなら、その「模索する」という行為そのものが、心を救うための精神的なセーフティネットになるから。

本業が人生のすべてになると、逃げ場がなくなってしまいます。仕事で失敗すれば、自分のすべてが否定されたように感じるでしょう。しかし、「自分には他にも道があるかもしれない」と思えるだけで、心に少しの余裕が生まれるのです。

その小さな余裕が、明日を乗り切るための、そして時には本業のパフォーマンスを上げるための、大切なエネルギー源になると私は信じています。

エンジニアの私が抱える「理想と現実」のギャップ

私がエンジニアという仕事に就いたのは、正直なところ「あまり人と話さなくてもよさそう、プログラミングが面白そう」という安易な理由からでした。ひたすら技術を探求し、美しいコードで課題を解決する。そんな職人のような働き方に憧れていたのです。

しかし、現実はどうでしょう。

一日の大半は、ミーティングに費やされます。担当から「ここの仕様、ちょっと変えられませんか?」と無茶な相談を受けたり、デザイナーと「このUIは技術的に実装が難しい」と議論を交わしたり。挙句の果てには、うまく動かないプログラムの原因が、結局は「伝達ミス」だったりするのです。

コードを書いている時間よりも、人と話したり、ドキュメントを読んだり書いたりしている時間が、意外と長い。そんな日も少なくありません。

このギャップが、私の心をじわじわと蝕んでいきました。「向いていないのかもしれない…」。その思いが日に日に強くなり、私は現実から少しだけ目をそらすように、様々な活動に手を出し始めました。

一発逆転を夢見る、私のリアルな活動記録

私が始めたのは、言うなれば「現代の錬金術」。少ない元手で、大きなリターンを狙う活動の数々です。正直、どれもまだ鳴かず飛ばず。でも、この試行錯誤の過程こそが、私のリアルなストーリーなのです。

個人開発:億万長者への道…のはずが

エンジニアの端くれとして、まず夢見るのが「個人開発したアプリやサービスでの一発逆転」です。

「このアプリがバズれば、会社なんていつでも辞めてやる!」

そんな野望を胸に、夜な夜なパソコンに向かいます。しかし、現実は厳しい。そもそも、どんなサービスを作るかの「アイデア」が全く湧いてこないのです。ようやく捻り出したアイデアも、調べてみると既に巨大企業が参入済みだったりします。

それでも何とか開発を始めても、本業の疲れで作業は進みません。エラーが出れば、解決に数日かかることも。気づけば、壮大な夢はどこへやら、「とりあえず完成させる」ことだけが目標になっていました。まだ、1円も生み出せていません。トホホ…。

ブログ:印税生活への片道切符…のはずが

次に手を出したのが、ブログです。自分の経験や知識を発信して、広告収入で暮らす。なんて素晴らしい生き方でしょう。

早速、エンジニアとしての技術情報や、投資関係の記事を書き始めました。しかし、最初の1ヶ月のPV(ページビュー)は、頑張っても「1000」。

SEO対策?キーワード選定?横文字の専門用語を前に、私のやる気はどんどん削られていきました。それでも、誰か一人でも読んでくれたら、と細々と続けています。サーバー代の請求が来るたびに、現実の厳しさを痛感しているところです。

ポイ活:塵も積もれば山となる…のか?

これは最も手軽に始められる活動かもしれません。「ポイ活」、つまりポイント活動です。アンケートに答えたり、指定されたアプリをダウンロードしたりして、地道にポイントを貯めていきます。

毎日、通勤電車の中でスマホをタップし続け、ポイントが貯められています。これは生活の助けにはなっています。

時給に換算すると、おそらくコンビニで駄菓子を買うのもためらうレベルでしょう。それでも、「500円でも稼げた!」という小さな成功体験が、荒んだ心に染み渡るのです。まあ、そのポイントで買ったエナジードリンクを飲んで、また辛い仕事に向かうのですが…。なんだか、マッチポンプみたいですね。

例えば、以下のようなことをしています。

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宝くじ:究極の神頼み

個人開発もブログもダメ、ポイ活もちまちますぎる。こうなったら、最後は神頼みしかありません。そう、宝くじです。

ジャンボ宝くじのシーズンになると、私はそわそわし始めます。なけなしのお小遣いを握りしめ、有名な売り場に並ぶことさえあります。「当たったら、まず仕事を辞めて、日本一周旅行に行くんだ…」。当選番号の発表日まで、そんな妄想を繰り広げる時間が、何よりも楽しいのかもしれません。

もちろん、これまで300円しか当たったことはありません。でも、夢を見る権利を300円で買っているのだと思えば、安いものでしょう。…そう自分に言い聞かせています。

最近は楽天totoを定期購入し続けてます。

リスクヘッジという名の「現実」

ここまで読んで、「そんなことに時間を使うなら、もっと本業を頑張ればいいのに」と思った方もいるかもしれません。

おっしゃる通りです。私も、それが正論だとは分かっています。

だからこそ、本業をおろそかにしないように、最低限のパフォーマンスは維持しているつもりです。技術の勉強もしますし、新しい技術のキャッチアップも欠かしません。副業や個人活動は、あくまで「本業に支障が出ない範囲で」という鉄の掟を自分に課しているのです。

生活のためには、安定した給料が必要不可欠。家族を路頭に迷わせるわけにはいきません。だから、アクセル全開で夢を追いかけることはできないのです。

この「リスクヘッジ」という名のブレーキが、時々、自分を締め付ける足枷のように感じられることもあります。夢と現実の間で、私はいつも中途半端な存在なのかもしれません。

さらに私を苦しめる「現代の誘惑」

さて、ここまで仕事の辛さと、それを乗り越えるための私の悪戦苦闘を語ってきました。しかし、私の前にはもう一つ、巨大な壁が立ちはだかっています。

それは、現代社会にあふれる、あまりにも魅力的な娯楽の数々です。

仕事で疲れ果てて家に帰り、「よし、今夜こそ個人開発を進めるぞ!」と意気込んでも、そこには無数の誘惑が待ち構えています。

  • YouTube: あなたの好みを完璧に理解した「おすすめ動画」の数々。
  • Netflix: 寝不足必至のオリジナルドラマの最新シーズン。
  • SNS: 友人たちの楽しそうな投稿や、世の中の最新トレンド。
  • スマホゲーム: あと一回だけ、が命取りになるログインボーナス。

「ちょっとだけ休憩」のつもりでスマホを手に取ったが最後。気づけば、時計の針は深夜を指している。そんな経験、誰にでもあるのではないでしょうか。

自己投資や副業に時間を使いたいという「理性」と、目の前の快楽に溺れたいという「本能」。この戦いに、私は毎日毎日、挑まなければならないのです。正直、仕事のストレスより、この自分との戦いの方がよっぽどきついと感じることさえあります。

それでも模索をやめない

仕事は辛い。
一発逆転を狙った活動は、どれもうまくいかない。
周りには、魅力的な誘惑があふれている。

書いていて、自分でもなんだか情けなくなってきました。なんて不格好で、要領の悪い生き方なのでしょう。

しかし、それでも私は、そしてあなたも、模索することをやめてはいけないのです。

冒頭で述べたように、この「模索」という行為そのものが、私の心を支えてくれます。

個人開発で新しい技術に触れれば、それが巡り巡って本業のスキルアップに繋がるかもしれません。ブログで文章を書く習慣をつければ、仕事のドキュメント作成能力が向上する可能性だってあります。

ポイ活で貯めたポイントで買ったコーヒーが、午後の仕事の眠気を吹き飛ばしてくれるでしょう。宝くじが当たるまでの数週間は、間違いなく人生が楽しくなります。

すぐに結果が出なくても良いのです。うまくいかなくても構いません。

大事なのは、「今の場所だけが全てではない」 と思える心の逃げ道を、自分自身で作ってあげること。辛い現実から少しだけ目をそらし、未来のための小さな希望の種を、たくさん蒔き続けることです。

そのプロセス自体に、大きな価値があると私は信じています。

もし、あなたが今、仕事で深く悩んでいるのなら。
もし、あなたが現状を少しでも変えたいと願っているのなら。

一緒に、不格好でもいいから、あがき続けてみませんか?
私もこの広いインターネットの片隅で、あなたと同じように、今日も何かに挑戦し、そして失敗しているはずですから。

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