人類が枝分かれしてから、今日までは約700万年あります。
そのうち文字が残っている時代は、5000年ほどしかありません。
私たちが「歴史」と呼んでいるのは、人類の時間の0.1%以下です。
残りの99.9%も同じ紙に並べて眺められる年表を作りました。
110の出来事を、対数目盛りの上に置いています。
同じころの出来事
ドラッグで移動/ホイールで拡大縮小/点をクリックで解説 目盛りは対数(左ほど時間が伸びます) 年代には諸説があります
PARTS LIST /目次
この年表の使い方
- ドラッグで時間を移動します。左が過去、右が現在です
- ホイール(またはピンチ)で拡大・縮小できます。「+」「−」ボタンでも同じです
- 丸をクリックすると、下にその出来事の解説と、同じころの出来事が並びます
- 上の時代のボタンを押すと、その時代へ一気に飛びます
- 分野のボタン(人類・くらし・社会・思想と学問・技術・自然と災厄)で、絞り込めます
- 検索に「印刷」「ワクチン」「文字」などを入れると、一致した出来事だけが浮かび上がります
- 画面の下の帯は全体の縮図です。クリックすると、その時代へ移動します
目盛りが対数である理由
700万年前と100年前を同じ紙に載せるには、ふつうの目盛りでは足りません。
1mmを100年にすると、700万年は70mになります。
そこで、10倍の時間を同じ幅で表す対数目盛りにしています。
左へ行くほど、同じ1cmが表す時間が長くなります。ふつうの目盛りと対数目盛り
対数目盛り(10倍の時間を同じ幅で表す)
対数目盛りにすると、700万年前から100年前までが同じ紙の上に広がって並ぶ。
※年代は本文の年表・時代区分の「約」の値です(諸説あり)。
画面の右上(画面の幅 ≒ ◯年)に、いま見えている範囲の長さが出るようにしました。
拡大すると数字が小さくなり、縮小すると万年単位に変わります。
時代の区分
眺めていて気づくこと
- 道具のほうが、私たちより10倍古い:最古の石器は約330万年前、ホモ・サピエンスは約30万年前
- 火・絵・弔いは、文字よりはるかに前:10万年前には貝のビーズを身につけ、3.6万年前には洞窟に動物を描いていた
- 農耕から文字まで約7000年、文字から印刷まで約4500年、印刷からインターネットまで約540年
- 直近の100年に点が密集している:目盛りのせいではなく、実際に出来事の数が増えている
- 同じ年に二つ起きている:1945年の核兵器と国際連合、1969年の月面着陸とARPANET、1989年の壁の崩壊とWWW、2022年の人口80億人とChatGPT
分野のボタンで「技術」だけにすると、右半分に固まります。
「思想と学問」だけにすると、紀元前5世紀あたりに小さな山ができます。
人類が何に力を注いできたかが、点の散らばり方に出ます。
年代の扱いについて
年代には諸説があります。とくに人類の起源・出アフリカ・最古の石器・アメリカ大陸への到達は、新しい発見のたびに書き換わってきました。
この年表では、広く採られている年代を採用し、「約」「ごろ」を付けています。
火の使用(約100万年前)やトバ火山の影響のように、研究者のあいだで議論が続いているものは、解説文にもその旨を書いています。

