本ページはプロモーションが含まれています

絵本

APIとは?初心者向けに仕組みを図解で解説

CATEGORY
REV.
DRAWN BY
TOM
SHEETS
0枚
API(絵本でわかる仕組み)

トム

SESで約8年、環境を変えられないもどかしさの中にいました。32歳で自社開発企業に転職し、今はClaude Codeと自動化で、仕事も時間も組み直している途中です。
・Javaバックエンドエンジニア(Java歴12年以上)
・資格:基本情報技術者/応用情報技術者/Java Silver/Python3エンジニア認定基礎
詳細なプロフィール

𝕏

🏪 🤖 💻
APIってなに?
5歳児でもわかる「APIの絵本」

アプリとアプリは、どうやってお話をしているのでしょう?
実は、その間には「API」という便利な窓口があります。

📖 この絵本でわかること
  • APIってそもそも何?
  • 「リクエスト」と「レスポンス」って何?
  • Web API・OS API・ランタイムAPIの違い
  • Google MapsやLINEはどうやって動いている?
  • APIキーとAPIトークンって何?
  • APIの便利なところと注意点

📕 第1話「APIって、いったい何?」

あるところに、アプリくんがいました。
📱
アプリくん
「東京の天気を知りたいなぁ……」

でも、アプリくんは天気の情報を持っていません。

☀️ 🌧️ ☁️

そこで、天気の情報を持っている 「天気サーバー」にお願いすることにしました。

アプリくん
「東京の天気を教えてください!」

ところが、アプリくんが直接サーバーの中に入って、 天気データを探すわけではありません。

📱 ➡️ 🚪 ➡️ ☁️

その間にある 「お願いを受け付ける窓口」。 これがAPIです。

💡 APIを一言でいうと

APIとは、ソフトウェア同士をつなぐ「窓口」です。

APIは「Application Programming Interface」の略です。

ちょっと難しそうな名前ですが、 3つに分ければ簡単です。

言葉 ざっくり意味 5歳児向けに言うと
Application アプリやサービス 📱「アプリちゃん」
Programming プログラムで指示する 🗣️「こうして!」
Interface つなぐ接点・窓口 🚪「お願いする場所」
つまり……

「アプリが、別のコンピューターやサービスに お願いするための窓口」 と考えるとわかりやすいです。

📕 第2話「APIはレストランの店員さん?」

🍽️ 👨‍🍳

APIは、レストランの 店員さん にたとえると、とてもわかりやすくなります。

お客さんは、厨房に勝手に入って 料理を作ってもらうわけではありません。

👦
お客さん

「カレーください!」

➡️
🧑‍🍳
店員さん

「承知しました!」

➡️
🍛
厨房

カレーを作る

そして完成したカレーを、 お客さんに渡します。

👦
「カレーください」
➡️
🧑‍🍳
API
➡️
🍛
「どうぞ!」
🍛 APIの世界ではこう呼びます

「カレーください!」
↓
リクエスト(Request)

「カレーどうぞ!」
↓
レスポンス(Response)

📕 第3話「リクエストとレスポンス」

APIの基本は、とてもシンプルです。

📱
アプリ

「東京の天気を教えて!」

リクエスト
➡️
🚪
API

お願いを受け取る

➡️
☀️
天気データ

「晴れ・28℃」

📱
アプリ
⬅️
📦
レスポンス

「晴れ・28℃」

覚えるのはこの2つだけでもOK!

📤 リクエスト = 「これください!」

📥 レスポンス = 「どうぞ!」

📕 第4話「JSONという箱」

APIからデータを受け取るとき、 Web APIではJSONという形式がよく使われます。

📦

JSONは、コンピューター同士が情報を受け渡すための 「データの箱」のようなものです。

{
"city": "Tokyo",
"weather": "晴れ",
"temperature": 28
}

人間が見ても、

  • city → 東京
  • weather → 晴れ
  • temperature → 28

と、なんとなく意味がわかります。

💡 JSONのイメージ

「この箱には、東京の天気と気温が入っていますよ」 とコンピューターにわかりやすく伝えるための形式です。

📕 第5話「APIにはいろんな種類がある」

実は「API」という言葉は、 とても広い意味を持っています。

大きく分けると、次のようなAPIがあります。

種類 どこにある? 例 イメージ
Web API インターネット Google Maps、天気API 🌐
OS API Windows・macOSなど 画面表示、キー入力 💻
ランタイムAPI プログラムの実行環境 Javaの標準ライブラリなど ⚙️

🌐 Web API

インターネットを通じて、 別のサービスとお話をするAPIです。

📱 🌐 ☁️

たとえば天気アプリが、 天気データを提供するサーバーに 「東京の天気をください」とお願いします。

現在「API」という言葉を聞いたとき、 Web APIを指しているケースはかなり多いです。 このやり取りはHTTPという通信の約束事の上で行われており、HTTPは通信を7つの役割に分けたOSI参照モデルでいう一番上の「アプリケーション層」にあたります。

💻 OS API

WindowsやmacOSなどのOSも、 APIを提供しています。

⌨️ ➡️ 💻 ➡️ 🖥️

たとえばアプリが、 「キーボードが押されたよ」 「この場所に画面を表示して」 とOSの機能を利用するときにもAPIが使われます。

⚙️ ランタイムAPI

JavaやPythonなどのプログラムを動かす環境にもAPIがあります。

☕ → ⚙️ → 📄

Javaでは、文字列を操作したり、 ファイルを読んだり、 日付を扱ったりするための便利な機能が用意されています。

これも広い意味ではAPIです。 具体的にどんな機能が用意されているかは、JavaのAPIを見るとイメージがつかみやすいです。

📕 第6話「Google MapsもAPIを使っている」

🏠 📍 🗺️

たとえば不動産サイトを作るとします。

「この家がどこにあるのか、地図で見せたい!」

地図をゼロから作るのは大変です。

道路、建物、住所、地名……。 すべて自分で用意する必要があります。

そこで地図サービスのAPIを使います。

🏠
不動産サイト

「この場所の地図ください」

➡️
🗺️
地図API

「どうぞ!」

すると、地図サービスが持っている情報を、 自分のサイトで利用できます。

APIのすごいところ

「他の人が作った便利な機能を、 自分のサービスから利用できる」 というところです。

📕 第7話「LINEログインもAPI」

👤 ➡️ 🟢

Webサイトを使っていると、 「Googleアカウントでログイン」 「LINEでログイン」 というボタンを見かけることがあります。

これもサービス同士がAPIなどを使って 連携している代表例です。

👤
ユーザー

「LINEでログイン」

➡️
🟢
LINEなどの認証サービス

本人確認

➡️
💻
Webサイト

「ログインOK!」

📕 第8話「お買い物の決済にもAPI」

🛒 💳 💰

ネットショップで買い物をするとき、 クレジットカード決済が行われます。

お店がカード情報を何でも自分で管理するのではなく、 決済サービスと連携して処理する仕組みがあります。

🛒
ネットショップ

「この注文を決済して」

➡️
💳
決済サービス

支払いを処理

➡️
✅
「決済OK」

📕 第9話「天気アプリの裏側」

📱 ☀️ 🌡️

天気アプリを開くと、 「東京 28℃ 晴れ」 などと表示されます。

では、その数字をアプリが全部自分で 調べているのでしょうか?

答え: そうとは限りません。

天気データを提供するサービスのAPIに問い合わせて、 その結果を画面に表示している場合があります。

📱
天気アプリ
➡️
🚪
天気API
➡️
☀️
天気データ

📕 第10話「LINEの自動返信もAPI」

👤 💬 🟢 🤖

LINEで質問すると、 自動的に返事をしてくれる 「ボット」を見たことがあるでしょうか。

こうした仕組みでは、 LINE Messaging APIなどのAPIが利用されます。

👤
「営業時間は?」
➡️
🟢
LINE
➡️
🤖
ボット

「10時〜18時です!」

📕 第11話「APIはどうして便利なの?」

🚲

自分で全部作らなくていい

すでにある便利な機能を API経由で利用できます。

⏰

開発時間を短くできる

ゼロから作るより、 既存サービスを利用したほうが 早いことがあります。

🧩

サービスを組み合わせられる

地図、決済、認証、天気など、 いろいろなサービスを組み合わせられます。

🤖

AIとの連携にも使われる

AIサービスもAPIを提供しているものがあり、 プログラムから利用できます。

📕 第12話「でも、APIには注意点もある」

📱 ➡️ 🚪 ➡️ ☁️

APIはとても便利ですが、 他のサービスに頼ることになるため 注意も必要です。

⚠️ サービスが止まったら?

外部サービスのAPIを使っている場合、 そのサービスに障害が起きると、 自分のサービスにも影響する可能性があります。

⚠️ 仕様が変わったら?

APIの仕様が変更されることもあります。 その場合、自分のプログラムを修正する必要があります。

⚠️ 使える回数に上限があることも

APIにはレートリミットと呼ばれる 「一定時間に何回まで使える」という制限が 設定されている場合があります。

🚪
「1分間に100回までですよ!」

100回を超えてお願いすると、 「ちょっと待ってください」 とエラーになることがあります。

📕 第13話「APIキーという秘密のカギ」

🔑 🚪

APIを利用するとき、 「あなたは誰ですか?」 と確認されることがあります。

そのとき使われる認証情報の一つが APIキーです。

🧑「APIを使いたいです!」

🚪「カギを見せてください」
🔑

というイメージです。

⚠️ APIキーは秘密にしましょう

APIキーを公開してしまうと、 第三者に不正利用される可能性があります。

ソースコードへ直接書き込まず、 環境変数などを使って管理するのが一般的です。

📕 第14話「APIトークンという期限付きの通行証」

🎫 ⏰ 🚪

APIではトークンと呼ばれる 認証情報が使われることもあります。

APIトークンは、ログイン後などに発行され、 一定時間だけ使える仕組みとして 利用されることがあります。

🚪「この通行証を持っている人なら入っていいですよ。
ただし、期限は今日までです!」
🔑 APIキー

アプリケーションなどを識別するための 認証情報として使われることが多いものです。

🎫 APIトークン

ログイン後などに発行され、 期限付きの認証情報として 使われることが多いものです。

ただし、実際の仕様はサービスごとに異なります。

「APIキー=必ず無期限」 「APIトークン=必ず期限付き」 と決めつけるのではなく、 利用するAPIの仕様を確認することが大切です。

📕 第15話「REST APIってなに?」

🌐 🚪 📦

Web APIには、いろいろな設計方法があります。

その中でもよく使われる考え方の一つが REST APIです。

REST APIでは、URLとHTTPメソッドなどを使って、 データを取得したり、登録したり、 更新したり、削除したりします。

操作 イメージ
GET 📖 データを見る
POST 📦 データを作る
PUT / PATCH ✏️ データを変更する
DELETE 🗑️ データを削除する

🧓 SOAP APIは?

SOAPもWebサービスで利用されてきた 通信方式の一つです。

XMLを使って厳密にデータをやり取りする仕組みで、 古くから利用されているシステムでは 現在も使われています。

一方、新しいWebサービスではREST APIなど、 よりシンプルな方式が選ばれることが多くあります。

初心者なら、まずREST APIから覚えればOKです。

📕 第16話「もしAPIがなかったら?」

😱 💻 🧱

もし便利なAPIがなかったら、 アプリ開発者はたくさんの機能を 自分で作らなければなりません。

地図なら地図を作る。
決済なら決済システムを作る。
認証なら認証システムを作る。
天気なら天気データを集める。

とても大変です。

🧑‍💻 💦

APIがあることで、 「すでにある便利なサービスを借りる」 ことができます。

🧑‍💻 😊 🧩

📕 第17話「APIはエンジニアの魔法の窓口」

ここまでの話を全部つなげてみましょう。

📱

アプリが……

⬇️
🚪

APIという窓口に……

⬇️
☁️

別のサービスへお願いする。

⬇️
📦

結果が返ってくる。

📤 リクエスト
「これをください!」
↓
🚪 API
↓
📥 レスポンス
「どうぞ!」

📕 第18話「よくある質問」

Q. APIとWeb APIは何が違うの?

APIは、ソフトウェア同士をつなぐ仕組み全般を指す言葉です。

Web APIは、その中でもHTTPなどを使って ネットワーク経由で利用するAPIです。

Q. APIは初心者でも使える?

使えます。

Web APIの場合、指定されたURLに 決められた形式でリクエストを送ると、 結果が返ってくるものがあります。

無料で利用できるAPIを実際に触ってみると、 「リクエスト → レスポンス」の感覚を つかみやすくなります。

Q. REST APIとSOAP API、どっちを使えばいい?

新しく作るシステムなら、 まずREST APIを検討すればよいでしょう。

ただし、既存システムがSOAPを利用している場合は、 相手側の仕様に合わせる必要があります。

Q. APIキーが漏れたらどうすればいい?

すぐにそのキーを無効化し、 新しいキーを発行するのが基本です。

公開リポジトリなどに誤って登録してしまった場合も、 放置しないことが重要です。

📕 最終話「APIは怖くない」

👦 📱 🚪 🌐

最初は「API」という言葉を聞くと、 なんだか難しそうに感じます。

「APIを叩くって……何を叩くの?」

でも、実際にやっていることは、 それほど難しくありません。

APIとは……

「別のコンピューターやサービスに お願いするための窓口」

そして基本的な流れは、

📤
リクエスト

「これください!」

➡️
🚪
API

お願いを受け取る

➡️
📥
レスポンス

「どうぞ!」

これだけです。

🎁 APIについて覚えておきたい5つのこと

  1. APIはソフトウェア同士をつなぐ窓口
  2. 基本は「リクエスト」と「レスポンス」
  3. Web APIだけでなく、OSやランタイムにもAPIがある
  4. Google Maps・LINE・決済・天気など、 身近なサービスでも使われている
  5. APIキーやトークンは大切な認証情報なので安全に管理する
📱 🚪 🌐 🤖

おしまい

APIは難しい魔法ではありません。
「お願いする窓口」だと思えば大丈夫です。

実際にAPIを触ってみると、
「あ、このリクエストがお願いで、
このレスポンスが返事なんだ!」
と、もっと身近に感じられるようになります。

🧑‍💻 ✨

そして、AIがコードを書いてくれる時代だからこそ、
「このコードはAPIに何をお願いしているんだろう?」
と考えられることが、 エンジニアにとって大切な力になります。

NEXT READ本棚から1本

AIで開発を組み直すなら、まずこの5冊から

入門・実践・設計まで、Claude Codeの本をレベル別に5冊選んで比べました。

→ おすすめ5冊を見る

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

トム

SESで約8年、環境を変えられないもどかしさの中にいました。32歳で自社開発企業に転職し、今はClaude Codeと自動化で、仕事も時間も組み直している途中です。
・Javaバックエンドエンジニア(Java歴12年以上)
・資格:基本情報技術者/応用情報技術者/Java Silver/Python3エンジニア認定基礎
詳細なプロフィール

𝕏

絵本