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AIO・LLMO対策の本『これからはじめるAIO』の書評|読んだ内容をAIに読ませて仕組みにした

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これからはじめるAIO(読んだ内容をAIに読ませた)

トム

SESで約8年、環境を変えられないもどかしさの中にいました。32歳で自社開発企業に転職し、今はClaude Codeと自動化で、仕事も時間も組み直している途中です。
・Javaバックエンドエンジニア(Java歴12年以上)
・資格:基本情報技術者/応用情報技術者/Java Silver/Python3エンジニア認定基礎
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ブログのAIO(AI検索への対策)をどうすればいいのか、悩んでいました。そこで読んだのが『これからはじめるAIO AI最適化の教科書』です。

結論から言うと、ブログを運営していて、AIの検索や回答に選ばれることを意識したい人に合う1冊です。AIO・AEO・GEO・LLMOという似た言葉の関係から、FAQの書き方、構造化データ、llms.txt、運用の回し方まで、ひと通り載っています。

私はこの本を読んだあと、内容をAIに読ませて、ブログのリライトの仕組みに組み込みました。その中身を、実物のファイルで見せながら書きます。

これからはじめるAIOはどんな本か

書名これからはじめるAIO AI最適化の教科書 AEO・GEO・LLMOがこれ1冊でわかる
著者瀧内賢
出版社技術評論社
発売日2026年4月24日
ページ数・定価464ページ(A5判)/2,640円(税込)
電子版あり(Kindle・楽天koboなど)

書誌情報は技術評論社の書籍ページによるものです。対象読者には、Web・マーケティング担当者と並んで、ブログやアフィリエイトの運営者が挙げられています。章は「読みはじめる前に」のChapter0と、次の5つでできています。

5つの章の流れ(考え方 → 書き方 → 作り方 → 回し方 → 育て方)
1
CHAPTER 1 / 考え方Chapter1 基本AIOの基本を知る
2
CHAPTER 2 / 書き方Chapter2 文章構成AIが理解しやすい文章
3
CHAPTER 3 / 作り方Chapter3 文書構造AIが引用しやすい構造
4
CHAPTER 4 / 回し方Chapter4 運用管理PDCAサイクル
5
CHAPTER 5 / 育て方Chapter5 学習AIに学ばれる情報資産
NOTE章の見出しは技術評論社の書籍ページの目次による。

Chapter1で言葉と考え方を整理し、Chapter2〜3で記事の書き方とHTMLの作り方、Chapter4〜5で運用と、AIに学ばれるための設定に進む作りです。464ページと厚めですが、章ごとに役割がはっきりしています。

AIO・AEO・GEO・LLMOの関係

似た言葉が多くて混乱しやすいところですが、この本ではAIO(AI最適化)を全体の枠組みとして、その下にAEO・GEO・LLMOを置いて整理しています。Chapter1には「1-2 「AEO/GEO/LLMO」の三層構造モデリング」という節があります。

AIOが外枠、その中にAEO・GEO・LLMO
FRAMEWORK / 全体の枠組みAIOAI Optimization(AI最適化)。この本で全体の枠組みとして使う言葉
LAYERS / 三層構造AEO・GEO・LLMOAIの回答・生成AIの検索・大規模言語モデルへの最適化。SEOとの違いから整理される
NOTE技術評論社の書籍ページの紹介文と目次による。各語の細かい違いは本書のChapter1で。

読んだきっかけ|ブログのAIOに悩んでいた

LOG2026年4月AI検索に、どう対応すればいいのか

このブログのAIOをどうすればいいのか、悩んでいました。そのときに読んだのがこの本です。

役に立ったところ|質問と答えを書くこと

いちばん役に立ったのは、質問と答えの形で書くことでした。目次で言うと、Chapter2のこのあたりです。

  • 「2-1 「PREP→FAQ→HowTo」で文章構成を整える」
  • 「2-2 「PREP+FAQ(Q&A)」で引用される最小単位を設計する」
  • 「2-3 「FAQ+HowTo」で知識として採用してもらう」
  • Chapter3の「3-2 FAQPageスキーマ(JSON-LD)を実装する」

見出しにあるとおり、質問と答えのひと組は、AIに引用される最小単位になります。記事の中に「Q. 〜?」と、それに2〜4行で答える形があると、AIがその部分だけを切り出して回答に使いやすくなる、という考え方です。

AIが使いやすい形に、文章を並べる(PREP → FAQ → HowTo)
1
PREP結論から書く(結論・理由・例・結論)
2
FAQ質問と答えのひと組で書く
3
HowTo手順を番号で書く
NOTE並びは第2章「2-1」の見出しによる。各項目の説明は筆者の言い換え。

読んでから変えたこと|本の内容をAIに読ませて、仕組みにした

読んでから変えたのは、本の内容をAIに読ませたことです。私はブログの記事のリライトをClaude Codeに任せているので、AIOの考え方もClaude Codeが読める形にして、リライトのたびに使われるようにしました。

読んだ内容を、一度きりで終わらせない流れ
1
本を読む
2
内容をAIに読ませて、LLMOの知見メモにするdoc/ブログ/AI活用/LLMO/ に4ファイル
3
知見メモを読むリライトのコマンドを作る/rewrite-llmo
4
記事ごとにコマンドを実行するFAQ・構造化データ・結論ファーストを確かめて直す
RESULT / 結果リライトのたびに、本の考え方が使われる

LLMOの知見メモ:4つのファイルに分けた

知見メモは2026年4月末に作りました。ファイルは「概要と基本方針」「引用されやすい記事構造」「FAQと構造化データ」「計測と検証」の4つです。最初のファイルの一部はこうなっています。

# LLMOの概要と基本方針(抜粋)

## 引用されやすい記事の3原則

1. 答えが先頭にある — 結論ファースト
2. 定義が明示されている — 「〇〇とは△△である」型の文
3. 構造が機械可読 — 見出し階層・箇条書き・テーブル・FAQで断片化

本の文章の書き写しではなく、ブログで使う要点だけを短くまとめたメモです。

リライトのコマンド:/rewrite-llmo

このメモを最初に読んでから記事を調べて直すのが、/rewrite-llmo というコマンドです。定義は268行あり、確かめる項目を細かく決めています。中身を短くまとめると、こうです。

/rewrite-llmo <post-ID>

(最初に読むもの)
doc/ブログ/AI活用/LLMO/01_概要と基本方針.md
doc/ブログ/AI活用/LLMO/02_引用されやすい記事構造.md
doc/ブログ/AI活用/LLMO/03_FAQと構造化データ.md

(記事ごとに確かめること・一部)
- 結論ファースト:冒頭150字以内に、主題への直接の答えが1文あるか
- 定義文:「〇〇とは△△である」型の1文があるか
- 見出しの質問形:H2の3〜5割を目安に
- FAQ:5〜8個、各回答は2〜4行
- FAQPage の JSON-LD が埋め込まれているか
- 手順型の記事なら HowTo の JSON-LD があるか

FAQPageの構造化データ:275記事中207記事に入れた

今のcode-rebuildでは、手元に書き出している275記事のうち207記事にFAQPageの構造化データ(JSON-LD)が入っています。「よくある質問」の見出しがある記事は216本、手順型の記事に入れるHowToの構造化データは50本です。実際の記事に入っているものは、たとえばこうです(質問は1つだけ抜き出しています)。

{
  "@context": "https://schema.org",
  "@type": "FAQPage",
  "mainEntity": [
    {
      "@type": "Question",
      "name": "正規化って、ひとことでわかりやすく言うと?",
      "acceptedAnswer": {
        "@type": "Answer",
        "text": "1つの表にごちゃまぜに書いていたデータを、役割ごとに複数の表へ分けて整理する作業です。図書室の貸出ノートを「生徒名簿」「本の名簿」「貸出記録」の3冊に分けるイメージです。"
      }
    }
  ]
}

見た目の「よくある質問」と同じ質問・答えを、AIや検索エンジンが読みやすい形でもう1回書いておく、というものです。

llms.txt:AIにサイトの案内を渡す

もう1つ、llms.txtも公開しています。AIに向けて、サイトの名前・説明・ページの一覧をまとめたテキストファイルです。本では、Chapter2の「2-4 「meta情報+llms.txt+著者情報」で最初の文脈を与える」と、Chapter5の「5-2 llms.txt/robots.txt/knowledge.jsonの設定」で扱われています。

合わなかったところ|特になし

合わなかったところは、特にありませんでした。注意点を挙げるなら、464ページと厚いことと、AI検索のしくみは変わるのが速いことです。

ハマりポイント
全部を一度にやろうとしない

構造化データ、llms.txt、運用の記録と、やることは多いです。まずは質問と答え(FAQ)から入れて、ほかは後から足していくと続けやすいです。AI検索の細かい仕様は変わるので、構造化データの書き方はGoogle検索セントラルのドキュメントでも確かめてください。

今のレベル別の読み方

464ページを前から全部読む必要はありません。今の自分に合わせて、読む章を絞ると早いです。

今の自分読む章ねらい
AIOという言葉を聞いたばかりChapter0 → Chapter1AIO・AEO・GEO・LLMOの関係と、SEOとの違いを知る
ブログを書いていて、まず何か手を打ちたいChapter2 → Chapter3「3-2」質問と答えの書き方と、FAQPageの入れ方を知る
対策はしていて、続け方を整えたいChapter4 → Chapter5引用状況の確かめ方と、llms.txtなどの設定を知る

向いている人・向いていない人

  • 向いている人:ブログを運営していて、AIの検索や回答に選ばれることを意識したい人。AIO・LLMOという言葉を聞くけれど、何から手を付ければいいか分からない人
  • 向いていない人:ブログやサイトを運営していない人。この本はサイトを持っている人が手を動かすための本です

あわせて読みたい

読んだ本はほかにも、トムの本棚に並べています。

よくある質問

Q. AIOとLLMOは何が違いますか?

この本では、AIO(AI最適化)を全体の枠組みとし、その中にAEO・GEO・LLMOを位置づけています。細かい違いはChapter1の「1-2 「AEO/GEO/LLMO」の三層構造モデリング」で説明されています。

Q. SEOをやっていれば、AIOはいりませんか?

この本は、SEOとの違いからAIOを整理する作りで、Chapter3には「3-4 「SEOとAIO」を連携させる」という節もあります。SEOを捨てるのではなく、その上にAIOを重ねる考え方です。

Q. 電子版はありますか?

あります。技術評論社の書籍ページでは、Kindle・楽天kobo・Gihyo Digital Publishingなどで買えると案内されています。

REVISIONS / 改訂履歴
REV.DATE内容
22026-10-16図解を描き直し(図面のデザインにそろえた)
12026-10-12初版
NEXT STEP
いちばん読まれている記事に、「よくある質問」を3つだけ足してみてください。

質問は、その記事で検索している人が次に知りたくなりそうなこと。答えは2〜4行で。構造化データは、そのあとで十分です。

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