Claude Codeを使ってみたいけど、インストールからどう進めればいいのか分からない、という人に向けた入門ガイドです。
結論から言うと、Claude Codeはターミナルで自然言語で指示を出すだけでコード修正やGit操作までこなしてくれるAI開発ツールです。
この記事では、インストール手順から基本操作、VSCode連携、初期設定、一歩進んだ活用法まで、実際にブログ運営の自動化に日常的に使っている経験をもとに解説します。
この記事でわかること
- Claude Codeのインストールから初回認証までの手順
- ターミナル・VSCode両方での基本的な使い方
- 最初にやっておくべき初期設定と一歩進んだ活用法
導入から実践活用までの全体の流れは次の通りです。この記事もこの順番で解説していきます。
claude を起動してログイン/init で CLAUDE.md を作成PARTS LIST /目次
Claude Code学習ロードマップ|どの記事から読むか
このサイトのClaude Code記事を、学ぶ順番に並べました。この記事でSTEP1〜2を押さえたら、表の「次に読む記事」へ進んでください。
各STEPで読む記事と、そのゴールは次のとおりです。全部を読む必要はありません。今つまずいているSTEPの記事から1本選べば十分です。
本で体系的に学びたい場合は、レベル別にまとめたClaude Codeの本おすすめ5選を参考にしてください。
Claude Codeとは何か
Claude Codeとは、Anthropic社が提供するターミナル上で動くAIコーディングツールです。
自然言語で指示を出すだけで、コードの読解・修正・Git操作までこなしてくれます。
何ができるツールなのか
「認証まわりのバグを直して」「このリポジトリの構成を説明して」のように話しかけてみてください。
Claudeがプロジェクトのファイルを自分で探して読み、修正案を提示してくれます。
私は普段ブログ運営の自動化スクリプト群をこのリポジトリで管理していますが、記事のリライトやWordPress投稿、SEO分析まで一括で任せられるようになりました。
システム要件と必要なアカウント
Claude Codeの利用に必要な要件は次の通りです。
料金プラン(Pro・Max)の選び方
個人で使う場合の主な料金プランは次の通りです(2026年9月時点、米ドル表記)。
まず試すならProプランで十分です。使用量の上限に頻繁に達するようになったらMaxへの切り替えを検討しましょう。料金は改定されることがあるため、契約前に公式の料金ページも確認してください。
Claude Codeのインストール方法|Mac・Windows
インストール方法はOSによって異なりますが、どちらも数分で完了します。
Mac/Linuxでのインストール
ネイティブインストールが推奨されています。自動アップデートが有効になるためです。ターミナルで以下のコマンドを実行します。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
Homebrewを使っている場合は、次のコマンドでも入れられます。ただしHomebrew版は自動アップデートされないため、brew upgrade claude-codeで定期的に更新してください。
brew install --cask claude-code
npmが使える環境であれば、以下のコマンドでも導入できます。npm版はNode.js 22以上が必要で、sudo npm install -gのように管理者権限で入れるのは公式に非推奨です。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
Windowsでのインストール
PowerShellを開き、以下のコマンドを実行します。
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex
コマンドプロンプト(CMD)を使う場合は、次のコマンドです。管理者として実行する必要はありません。
curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd
WinGetを使う場合はwinget install Anthropic.ClaudeCodeでも導入できます(こちらも自動アップデートはされません)。
Windowsで使うときのポイント
- Git for Windowsを入れておくと、Claude CodeがGit Bash経由でコマンドを実行できる(未導入ならPowerShellで動作する)
- WSLで使う場合は、WSLのターミナル内でMac/Linux用のcurlコマンドを実行する
インストールできたか確認する
インストール後は、次のコマンドでバージョンが表示されるか確認します。claude doctorを実行すると、インストール状態や設定ファイルの問題点をまとめて診断してくれます。
claude --version
claude doctor
初回起動時の認証手順
プロジェクトのフォルダに移動し、claudeコマンドを実行すると、ブラウザが自動で開いてAnthropicアカウントへのログイン画面が表示されます。ProやMaxなどのサブスクリプション、またはConsole(API)のアカウントでログインします。
ログインを承認すればターミナルに戻り、そのまま使い始められます。なお、環境変数ANTHROPIC_API_KEYを設定している場合は、ブラウザは開かずにそのAPIキーを使うかどうかの確認が表示されます。
基本の使い方|対話形式での操作
Claude Codeの基本操作は、ターミナルでの自然な会話がベースになります。
自然言語で指示を出す
claudeと入力すると対話画面が立ち上がります。
「このバグを直して」のような曖昧な指示より、対象のファイル名や関数名を含めた具体的な指示のほうが、意図に近い結果が返ってきます。
> wp_export.py の --include-drafts オプションが効いていない原因を調べて
変更内容を確認して承認する
Claude Codeは、ファイルを書き換えたりコマンドを実行したりする前に、基本的に「実行してよいか」を確認してきます。差分やコマンドの内容を見て、許可するか拒否するかを選ぶ流れです。
慣れてきたら、後述のShift+Tabでファイル編集を自動承認するモードに切り替えられます。逆に、いきなり書き換えられるのが不安な作業では、Plan Modeで先に実装計画だけを出させて、内容を確認してから進めると安全です。
よく使うスラッシュコマンド
覚えておきたいキーボードショートカット
- Shift+Enter:改行を入力する(iTerm2・Ghostty・Windows Terminalなどは標準対応。VS Codeの統合ターミナルなどは
/terminal-setupで設定。どのターミナルでも使えるのは「\ + Enter」) - Escape:処理を即座に停止する(2回押すと入力のクリアや巻き戻しメニュー)
- Shift+Tab:権限モードを循環切り替え(通常→編集の自動承認→Plan Mode。設定や環境によってはautoモードなども加わる)
Claude Code使い方(VSCode版)|拡張機能から使う方法
ターミナル操作に慣れていなくても、VSCode拡張機能から使えます。
拡張機能のインストール
VSCodeの拡張機能ビュー(MacはCmd+Shift+X、Windows/LinuxはCtrl+Shift+X)で「Claude Code」を検索してインストールします。対応バージョンはVS Code 1.94.0以降で、同じ拡張機能はCursorにも入れられます。
ファイルを開いた状態でエディタ右上のSparkアイコン(Claude Codeのマーク)をクリックしてログインすれば、パネルが表示され、そこでやり取りができるようになります。
CLI版との使い分け
複数のターミナルを並べて並列作業したいときはCLI版、コードを見ながら会話したいときはVSCode拡張機能、というように使い分けています。
基本的な機能はどちらも共通ですが、一部の機能はCLI版でしか使えないこともあります。詳しい違いは別記事にまとめています。
VSCode以外の選択肢(JetBrains・デスクトップアプリ)
IntelliJ IDEAやPyCharm、WebStormなどのJetBrains製IDEには専用プラグインがあり、IDE上で差分を確認しながら使えます。
ターミナル操作そのものに抵抗がある場合は、Mac・Windows・Linux向けのデスクトップアプリから使う方法もあります。どの入口から使っても、CLAUDE.mdや設定ファイル(~/.claude/配下)は共通です。
Claude Codeの初期設定|最初に整えたい2つのこと
インストール直後の状態でも動きますが、いくつか設定しておくと格段に使いやすくなります。
CLAUDE.mdでプロジェクトの文脈を教える
プロジェクトルートで/initを実行すると、ディレクトリ構成や技術スタックを自動検出したCLAUDE.mdが生成されます。
毎回同じ説明を繰り返さずに済むようになり、指示の精度も上がります。
settings.jsonの階層構造
個人で使う範囲の設定は、優先度の高い順に次の3層に分かれています(さらに上位に、組織が配布する管理設定と起動時のコマンドライン引数があります)。
- ローカル設定
- プロジェクト共有設定
- 全プロジェクト共通設定
個人だけの設定はローカルに、チームで共有したいルールはプロジェクト共有設定に書き分けると管理しやすくなります。
一歩進んだ使い方|サブエージェント・hooks・Skills
基本操作に慣れてきたら、以下の機能で作業効率をさらに上げられます。
サブエージェントで並列作業
独立したタスクをサブエージェントに任せると、メインの会話と並行して処理が進みます。複数のリサーチを同時に走らせたいときなどに便利です。
実際、私はブログのキーワード判定作業で、複数の候補記事の要否をそれぞれ別のサブエージェントに並列で調査させることがあります。
1件ずつ順番に調べるより、待ち時間が大幅に短縮できます。
hooksで自動化する
特定のタイミングで必ず実行したい処理は、hooksとして仕込んでおけます。コミット前のリント実行や、作業完了時の通知などに使っています。
手動で毎回チェックしていた頃は確認漏れがありましたが、hooksに任せてからはうっかりミスがなくなりました。
Skillsで繰り返し作業を効率化
手順が決まっている定型作業は、Skillsとしてパッケージ化しておくと呼び出すだけで実行できます。
ブログのリライト作業や記事作成のフローも、このSkillsの仕組みで自動化しています。
Claude Code使い方のよくあるつまずきと対処法
使い始めでよく詰まるポイントを整理しておきます。
- 「command not found: claude」と表示される:インストール先(Mac/Linuxは
~/.local/bin)にPATHが通っていない可能性があります。ターミナルを開き直し、それでも駄目ならclaude doctorで状態を確認してください - npmコマンドが見つからない:npmでインストールする場合はNode.js 22以上が必要です。未インストールなら公式サイトから導入するか、Node.js不要のネイティブインストール(curlコマンド)に切り替えてください
- 応答の精度が落ちてきた:コンテキストウィンドウが埋まってきているサインです。
/compactで圧縮しましょう - 意図と違う修正をされる:指示が曖昧な可能性があります。対象ファイル名や期待する状態を具体的に伝えてください
よくある質問
Q1. Claude Codeは無料で使えますか?
A1. ツール自体のインストールは無料ですが、Claudeの無料プランにはClaude Codeが含まれていません。Pro(月20ドル〜)以上のプランに加入するか、Anthropic API(Console)の従量課金で使う必要があります(2026年9月時点)。
Q2. プログラミング初心者でも使えますか?
A2. 使えます。自然言語で指示を出す仕組みなので、コードを1行も書けなくても操作自体は可能です。ただし、提案された修正内容が正しいかを判断するには、ある程度の基礎知識があったほうが安心です。
Q3. VSCode以外のエディタでも使えますか?
A3. ターミナルから起動するCLI版であれば、エディタを問わず利用できます。IntelliJ IDEAやPyCharmなどのJetBrains製IDE向けにはプラグインが、ターミナルを使わずに操作したい人向けにはデスクトップアプリも用意されています。
Q4. 日本語で指示を出しても大丈夫ですか?
A4. 問題ありません。日本語での指示も自然に理解して処理してくれます。
Q5. Claude CodeとClaude.aiのチャット版は何が違いますか?
A5. Claude.aiのチャット版はブラウザで会話するだけですが、Claude Codeはプロジェクトのファイルを直接読み書きできる開発ツールです。コードベース全体を把握したうえで修正やGit操作までこなせる点が大きな違いです。
Q6. 既存のGitリポジトリでいきなり使っても大丈夫ですか?
A6. 問題ありません。既存リポジトリで/initを実行し、CLAUDE.mdを生成するところから始めるのが一般的な流れです。変更前にGitで差分を確認できるので、意図しない修正があってもすぐに元に戻せます。
ここから先に読む記事は、冒頭のClaude Code学習ロードマップにSTEPごとにまとめています。
まとめ|Claude Codeを使いこなす3つのポイント
最後に、この記事の要点を3つに絞ってまとめます。
- まず動かす:インストールと初回認証だけで数分あれば使い始められる
- CLAUDE.mdを育てる:
/initで雛形を作り、使いながらプロジェクトの文脈を教えていく - 機能を段階的に広げる:慣れてきたらサブエージェント・hooks・Skillsで作業を自動化する
私自身、ブログ運営の自動化スクリプト群をほぼClaude Codeに任せる形で運用していますが、最初の一歩はインストールしてただ話しかけてみることでした。
途中経過は、また書きます。
| REV. | DATE | 内容 |
|---|---|---|
| 3 | 2026-10-17 | 冒頭に、Claude Codeの記事を読む順番(学習ロードマップ)を追加 |
| 2 | 2026-10-16 | 図解を描き直し(図面のデザインにそろえた) |
| 1 | 2026-08-24 | 初版 |






