CODE GALLERY No.21
お金の増え方シミュレーター
積立・複利・物価上昇・値動きの幅、それから取り崩し。つまみを動かすと、その場でグラフが変わります。
毎月3万円を、年4%で増えると仮定して20年積み立てると、入れたお金の720万円が約1,095万円になる計算です。ただ、物価が毎年2%ずつ上がると、その1,095万円で買えるものは、いまの約737万円分にとどまります。しかも、実際の値動きは毎年きれいに4%ずつではありません。
このシミュレーターは、この3つ(複利・物価・値動きの幅)を1枚のグラフに重ねて見せます。「取り崩す」タブでは、貯めたお金を毎月いくらずつ使うと何年もつのかも計算できます。
HOW TO USE使い方
- 積み立てる:はじめに入れるお金・毎月の積立・年数・想定の利回り・物価の上がり方・値動きの大きさを、つまみか数字で入れます。上のボタンで、よくある積み立て方をすぐ試せます
- 口座:NISAを選ぶと、利益に税金がかかりません(年360万円・生涯1,800万円の枠を超えた分は、課税口座として計算します)。課税口座を選ぶと、最後に利益の20.315%を引きます
- 取り崩す:いまの資産と毎月の取り崩し額から、お金が何年もつかを出します。「積み立てた結果を使う」を押すと、積み立てタブの結果をそのまま引き継ぎます
- グラフに指やマウスを置くと、その年の金額が出ます。入れた値は、このブラウザに残ります
COMPOUND複利と「72の法則」
増えた分がまた増えるのが複利です。年4%なら、お金が2倍になるのは約17.7年後で、72を利回りの数字で割った「72の法則」(72÷4=18年)とほぼ同じになります。年数を長くするとグラフが上に反っていくのは、この増え方のせいです。
一方で、物価が毎年上がると、同じ金額で買えるものは減っていきます。グラフの点線は、資産をいまの物価に直した値です。利回りが物価の上がり方より低いと、金額は増えても、点線は横ばいか下がっていきます。
RANDOMNESS値動きの幅の出し方
実際の値動きは、ある年は大きく上がり、ある年は下がります。そこで、月ごとの利回りを乱数でゆらしながら、同じ積み立てを400通り計算しています。グラフの薄い帯は、400通りのうち下から10%〜90%の範囲、濃い帯は25%〜75%の範囲です。
// 月ごとの利回りを返す関数。vol(年あたりの値動きの大きさ)が0なら毎月同じ
function monthly(rate, vol) {
const mu = Math.log(1 + rate) / 12; // 1か月ぶんの伸び(対数で)
const sd = vol / Math.sqrt(12); // 1か月ぶんのゆれ
if (!vol) return () => Math.exp(mu) - 1;
return () => Math.exp(mu + sd * gauss()) - 1; // gauss() は標準正規分布の乱数
}
同じ平均の利回りでも、値動きが大きいほど帯は広がります。積み立ての最後のほうで大きく下がると、それまで増えた分が一気に減るので、下側の帯は思ったより低くなります。数字を動かすたびに乱数を引き直すので、帯の端は少しずつ変わります。
WITHDRAWAL取り崩すと、何年もつか
会社を辞めて独立する、早めに引退する、といったときに知りたいのは「貯めたお金で何年暮らせるか」です。「取り崩す」タブでは、毎月決まった額を取り崩しながら、残りが運用で増えていく様子を計算します。物価に合わせて取り崩し額を毎年増やすかどうかも選べます。
値動きがある場合は、同じ平均の利回りでも、取り崩しを始めてすぐに大きく下がると、早く尽きやすくなります。カードの「20年以内に尽きる確率」「30年以内に尽きる確率」は、400通りのうち、その年数までにお金が尽きた割合です。
NOTES計算の前提
- 想定の利回りや値動きの大きさは、入力した仮定です。将来の運用成果を約束するものではありません。特定の商品をすすめるものでもありません
- 積立は毎月はじめに入れ、その月の利回りで増えるとしています。手数料や、運用中にかかる分配金の税金は考えていません
- 課税口座の税金は、最後にまとめて売ったときに利益へ20.315%かかるとしています。取り崩しのタブでは税金を考えていません
- NISAの枠(つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて年360万円、生涯1,800万円)は、金融庁のNISA特設ウェブサイトで2026年10月に確認しました
※ 計算はすべてブラウザの中だけで行い、入れた数字はどこにも送りません。

