Macの空きが6.6GBまで減り、使用率は97%になっていました。
どこを消せばいいのか、自分で ~/Library を掘る気力はありません。
そこでClaude Codeに「削除できそうなファイルを調査して」と頼みました。
結果は、空き6.6GBから29GBへ。約22GBが戻ってきました。
ただし、Claude Codeに好き放題消させたわけではありません。
任せたのは調査と判定で、消すかどうかは私が一覧を見て決めました。
この記事でわかること
- Claude CodeでMacのストレージを減らした手順と、実際に消したファイルの一覧
- 空き6.6GB→29GB(使用率97%→86%)になるまでの内訳
- 「使っていない」と思った古いNode.jsが実は使われていた話
- Claude Codeに掃除を任せるときの安全な分担
2026年9月25〜26日と10月18日に、Claude Codeと一緒に実際に行った掃除の記録をもとに書いています。
PARTS LIST /目次
Claude CodeでMacのストレージを減らす方法:調べさせて、消すのは自分
Claude CodeでMacのストレージを減らすコツは、「調べる」と「消す」を分けることです。
Claude Codeは、どのフォルダが大きいか、そのファイルを消すと何が起きるかを調べるのが得意です。
一方で、ファイルの削除は元に戻せません。
だから私は、削除候補を表で出してもらい、消すものを自分で選ぶ流れにしました。
この分担で、約20分の会話で約22GBが空いています。
結果:空き6.6GB→29GB、使用率97%→86%
10月18日の掃除で、空き容量は次のように増えていきました。
一番効いたのは段階2のキャッシュで、ここだけで約17GBが空きました。
ふだん目に入らない ~/Library の下に、更新用のファイルやプレビュー用のキャッシュがたまっていたわけです。
任せたのは「調査」と「消してよいかの判定」
Claude Codeに任せたのは、大きいフォルダを探すことと、それぞれ消してよいかを判定することの2つです。
判定には「再生成されるか」「今どこかから使われているか」の根拠を付けてもらいました。
ファイルを消す操作そのものは、ツールの公式コマンドで済むもの以外は私がターミナルで実行しています。
Claude Codeが間違えても、消す直前に人間の目が一度入る仕組みです。
Claude Codeに容量を調べさせた3ステップ
調べ方の流れは、調査の依頼、仕分け、削除の3ステップです。
特別なプロンプトは使っていません。
最初の依頼は1行で、あとは出てきた一覧に「これは消して」「これは本当に使っていない?」と返していくだけでした。
会話で掃除を進められるのが、掃除アプリとの一番の違いです。
「削除できそうなファイルを調査して」の1行から
最初の依頼は「macの容量が逼迫しているので削除できそうなファイルを調査して」でした。
Claude Codeは du コマンドでホームフォルダの大きい場所を順に調べ、約2分で一覧を返してきました。
報告の最初の行は「まだ何も削除していません」です。
調査と削除がはっきり分かれているので、安心して結果を読めました。
「消してよい」と「判断が要る」に分けさせる
返ってきた一覧は、2つのグループに分かれていました。
① 消しても問題ないもの
必要になれば自動で作り直されるキャッシュ類。Xcodeのプレビュー、アップデーター、ブラウザ、npmやHomebrewのキャッシュなど。合計で約27GB。
② 使っていなければ消せるもの
Rancher Desktop(約11GB)、古いNode.js(約4.1GB)、Claude Codeの会話ログ(5.3GB)、IntelliJ IDEA(約6GB)など。使っているかどうかは本人にしか決められない。
①はほぼ迷わず消せます。
②は「使っているかどうか」が本人の生活次第なので、Claude Codeも判断を私に返してきました。
この線引きを最初から付けてくれるので、どこから手を付けるか悩まずに済みます。
削除は公式コマンドか自分のターミナルで
①のうち、npmやHomebrewのキャッシュは、Claude Codeが各ツールの公式コマンドで消しました。
残りの rm -rf が必要なフォルダは、Claude Codeの権限設定で実行が拒否されています。
Claude Codeは同じコマンドを再試行せず、消すためのコマンドを1行にまとめて渡してきました。
私はそれを読んでから、ターミナルに貼って実行しています。
rm -rf ~/Library/Developer/Xcode/UserData/Previews "$HOME/Library/Developer/Xcode/iOS DeviceSupport" ~/Library/Caches/rancher-desktop-updater ~/Library/Caches/com.microsoft.VSCode.ShipIt ~/Library/Caches/orca-updater ~/Library/Caches/Vivaldi ~/Library/Caches/com.vivaldi.Vivaldi ~/.npm/_npx ~/Library/Caches/Homebrew ~/.cache/puppeteer ~/.cache/chrome-devtools-mcp
このコマンドは私の環境用です。
パスはMacごとに違うので、そのまま貼らず、自分のClaude Codeに調べさせてください。
実際に削除したファイルと空いた容量
ここからは、10月18日に実際に消したものを種類ごとに並べます。
どれも「消しても必要になれば作り直される」か「今は使っていない」と確認できたものです。
サイズはClaude Codeが削除前に du で測った値です。
消した合計は約22GBで、内訳の半分以上はXcodeとアップデーターのキャッシュでした。
npm・Homebrew・uv・pre-commitのキャッシュ
最初に消したのは、開発ツールのキャッシュです。
各ツールに用意されている削除コマンドを使えば、壊す心配がありません。
この段階では、空きは6.6GBから7.8GBへ、1.2GB増えただけでした。
npmの npm cache clean では、npxが一時的に入れたパッケージ(~/.npm/_npx、1.4GB)が消えないのも、この時に知りました。
Xcode・アップデーター・ブラウザのキャッシュ
空き容量を一気に増やしたのは、~/Library の下にたまっていたキャッシュです。
これを消して、空きは7.8GBから25GBになりました。
Xcode関係のキャッシュだけで約10GB。実機テストやプレビューを使うたびに、少しずつ積み上がっていたものです。
ゲームのビルド成果物とgit gc
次に、Godotで作っているゲームのフォルダ(4.0GB)の中身を調べてもらいました。
Claude Codeは、フォルダごとに「消してよいか」を表にして返してきました。
build/(980MB):Windows用の実行ファイルとそのzip。書き出せばいつでも作り直せる → 削除.godot/(880MB):Godotのインポートキャッシュ。エディタで開くと作り直される → 削除.git/(930MB):圧縮されていないオブジェクトが3,181個 →git gcで圧縮tools/vroid_src/(691MB):3Dモデルの元データ。一部は再配布禁止でここにしかない → 残す
消したあと、ゲームのフォルダは4.0GBから2.0GBになりました。
git gc で .git は930MBから785MBに減っています。
思ったより減らなかったのは、中身の多くが3Dモデルなどのバイナリで、もともと圧縮が効きにくいからでした。
ほかのリポジトリ23個も調べてもらいましたが、git gc で大きく減るところはありませんでした。
使っていない古いNode.js
最後に消したのは、nodebrewで入れていた古いNode.jsです。
v22.20.0(2.4GB)とv23.11.0(789MB)を nodebrew uninstall で削除し、約3.2GBが空きました。
最初の一覧には古いNode.jsが3つ載っていましたが、消したのは2つだけです。
残りの1つを消さなかった理由は、次の節で書きます。
消してはいけないファイルをClaude Codeが止めた場面
掃除で一番怖いのは、使っているものを消してしまうことです。
今回の掃除では、Claude Codeが2回、消してはいけないものに気づかせてくれました。
1つはClaude Codeの調査で、もう1つはClaude Codeの安全チェックでした。
どちらも、私一人で掃除していたら素通りしていた場面です。
常駐プロセスが使っていたNodeを見抜いた
最初の一覧では、古いNode.jsが3バージョンまとめて「使っていなければ消せる」に入っていました。
本当に使っていないのか気になったので、確認を頼みました。
Claude Codeが ~/Library/LaunchAgents の設定と動いているプロセスを調べると、v24.21.0は当時常駐させていたOpenClaw(AIエージェント)のgatewayが直接指定していて、プロセスが2つ動いていました。消してよいのはv22.20.0とv23.11.0の2つだけ。返事の1行目は「v24.21.0 は使われているので消してはいけません」でした。
消せる2つについても、中に入っていたツール(gemini-cli・codex・mermaid-cliなど)を挙げたうえで、「今のバージョンではもうPATHから外れているので、消しても動作は変わらない」と根拠を付けてくれました。
「使っていないはず」を「使っていない」に変えるのは、こうした参照元の確認です。
自動モードの安全チェックでrm -rfが止まった
9月の掃除では、Claude Codeの自動モードの安全チェックが削除を止めた場面もありました。
使っていないスキルのフォルダをゴミ箱に移そうとしたところ、最初の3つは通り、残りの3つは止められています。
10月の掃除でも、~/Library の下を rm -rf で消す操作は権限設定で拒否されました。
安全チェックで止まったとき、Claude Codeは同じ削除を別のコマンドでやり直しませんでした。代わりに、実行するコマンドを示して私に渡しています。止まった操作は、人間が読んでから実行する。この順番を崩すと、権限設定を入れている意味がなくなります。
~/.claudeと開発フォルダも片付けた
9月25〜26日には、Claude Code自身の設定フォルダ(~/.claude)と、自動化スクリプトのリポジトリも片付けました。
こちらは容量を空けるというより、使っていない設定を減らして見通しを良くするのが目的です。
Claude Codeは「最後に起動された記録」まで調べて、使っているかどうかを判定してくれました。
消したものは、すべてゴミ箱に移しています。
使っていないスキル・エージェント・バックアップ
「不要なclaude系のファイルはある?」と聞くと、Claude Codeは会話の履歴を調べ、一度も起動された記録がないものを挙げてきました。
最終的にゴミ箱へ移したのは次のとおりです。
- 使っていないスキル3つ・コマンド1つと、スキルとして読み込まれていなかったzip 3つ
- 一度も起動されていないエージェント2つ
- 古い設定のバックアップ(
settings.json.bak) - 開発フォルダの古いバックアップ2つ(8月と9月に取ったもの)
逆に、会話ログの projects/(当時1.4GB)は残しました。
Claude Codeが古いものを自動で消しているので、手で消す必要はない、という判定でした。
空になったフォルダのように「残しても実害がない」ものも、無理に消していません。
venvの作り直しは28MBしか減らなかった
自動化スクリプトのPython環境(.venv)が809MBもあったので、理由を聞きました。
答えは、日本語の形態素解析のjanome(138MB)やブラウザ操作のplaywright(134MB)など、大きいライブラリを1つの環境に入れているから。
そのうえで、uv sync で作り直せば数十MB減る見込みだと提案されました。
実際に作り直すと、809MBから781MBへ、減ったのは28MBだけでした。
残っていたのは使っていないPython 3.13用のフォルダくらいで、781MBはすべて今のコードが使うライブラリだったからです。
補足
この時は、作り直しの途中で消し忘れのフォルダが原因の uv sync のエラーと、古い仕様のままだったテスト1件も見つかり、まとめて直しました。掃除のついでに、壊れかけていた場所が見つかるのも副産物です。
Claude CodeにMacを掃除させるときの注意点
便利な一方で、ファイルの削除は元に戻せない操作です。
2回の掃除で、私が守ってよかったと感じたのは次の4つでした。
- 最初の依頼は「調査して」にする。いきなり「消して」と頼まない
- 「使っていなければ消せる」に入ったものは、参照元を確認させてから消す
rm -rfは自分のターミナルで、コマンドを読んでから実行する- 迷ったらゴミ箱に移す。空にするのは動作を確かめてから
もう1つ、Claudeのデスクトップアプリを使っている人は、Claude自身が作るファイルにも気を付けてください。
私のMacでは、~/Library/Application Support/Claude/vm_bundles に約10GBの仮想マシンのファイルができていました。
消し方と復活させない設定は、claudevm.bundleとは|vm_bundles削除と復活阻止にまとめています。
Macのストレージ掃除でよくある質問
Claude Codeを使ったMacのストレージ掃除について、作業していて気になった点をまとめます。
数字は私の環境で2026年10月18日に測った値です。
同じフォルダでも、環境によってサイズは大きく変わります。
Q1. Claude CodeにMacのファイルを削除させても大丈夫ですか?
A1. 調査を任せ、削除は自分で確かめてから実行する分担なら安全です。
私の環境では、Claude Codeの権限設定で ~/Library の rm -rf が拒否され、コマンドを渡してもらって自分で実行しました。
Q2. ~/Library/Caches は消しても大丈夫ですか?
A2. 中身の多くは、アプリが必要なときに作り直すキャッシュです。
ただし、起動中のアプリのキャッシュはすぐ作り直されます。
私の環境ではVivaldiのキャッシュが削除直後に再作成されたので、ブラウザは終了してから消すのが確実です。
Q3. XcodeのiOS DeviceSupportは消してもいいですか?
A3. 消せます。
iPhoneを実機でつないだときに作られるファイルで、またつなげば作り直されます。
私の環境では5.5GBありました。
Q4. npm cache cleanで消えないファイルはありますか?
A4. あります。
npxで一時的に入れたパッケージは ~/.npm/_npx に残り、npm cache clean --force では消えませんでした。
私の環境では1.4GBあり、別に削除しました。
Q5. 古いNode.jsが使われているか確かめるには?
A5. ~/Library/LaunchAgents の設定や、動いているプロセスがそのバージョンを指していないかを確認します。
私の環境では、v24.21.0が常駐プロセスに直接指定されていて、消してはいけないものでした。
Q6. git gcでどれくらい容量が減りますか?
A6. 圧縮されていないオブジェクトの量しだいです。
私のゲームのリポジトリでは930MBが785MBになりました。
画像や3Dモデルなどのバイナリが多いと、あまり減りません。
まとめ:次に消す候補は残しておく
Claude Codeに調査と判定を任せ、削除を自分で確かめる分担で、Macの空きは6.6GBから29GBになりました。
掃除で効いたのは、「消してよいもの」と「判断が要るもの」を最初に分けてもらったことでした。
実は、調査の一覧にはまだ大物が残っています。
動く壁紙(Aerial)の動画が10GB、Rancher Desktopが約11GB。
どちらも消せば一気に空きますが、使うかどうかをまだ決めていないので残しています。
次に容量が足りなくなったときは、ここから手を付けるつもりです。
一覧が出たら、①の再生成されるキャッシュから消すと安全です。
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途中経過は、また書きます。

