Warp Terminal(ワープ)は、AI機能を内蔵した次世代ターミナルです。無料で使え、Mac・Windows・Linuxに対応しています。
先に結論を書くと、WarpのメニューやUIは英語のみで、日本語化はできません。
一方、日本語の表示・入力は2025年7月のアップデートで改善され、普段使いで困る場面はほぼありません。
iTerm2から乗り換えてメインで使い、その後Ghosttyへ移った私が、次の4点を順に紹介します。乗り換えた理由は記事の後半に書きました。
- Mac・Windows・Linux別のインストール手順
- 日本語入力できないときの対処法
- ブロックUI・AI補完・Workflowsの使い方
- 料金プランと無料で使える範囲(2026年10月時点の公式情報)
以下の悩みを解決できます。
こんな方におすすめ
- Warpが他のターミナルと何が違うか知りたい
- 日本語化できるか、日本語入力が問題なく使えるか知りたい
- インストールや使い方がわからず困っている
- セキュリティ面に不安があり、導入を迷っている
PARTS LIST /目次
- Warpとは?AI搭載の次世代ターミナル
- Warpのインストール【Mac/Windows/Linux】
- Warpの使い方の基本|よく使うショートカット
- Warpの日本語対応・日本語化状況【2026年最新】
- Warpの料金プランと無料で使える範囲
- Warpの使い方|ブロックUI・AI補完・Workflowsの基本操作
- Warpのセキュリティについて
- Warp設定|テーマ・フォント・アイコンの変更
- VSCodeとの連携方法
- Warpのブロック共有機能|コマンド出力をURLで共有する方法
- RaycastとWarpの連携|ホットキーで瞬時に呼び出す設定
- Warpのメリット・デメリット|iTerm2と比べてわかった本音
- Warp・iTerm2・標準ターミナルの比較
- Warpターミナルに関するよくある質問(FAQ)
- まとめ:ターミナルでAIを使うならWarp、軽さ重視ならGhostty
Warpとは?AI搭載の次世代ターミナル
Warpは、2022年4月にMac版がパブリックベータとして一般公開された次世代ターミナルアプリです。
開発元はアメリカのWarp社で、元Google社員のザック・ロイド氏(Google DocsのPrincipal Engineer)が創業しました。
その後、Linux版が2024年2月、Windows版が2025年2月にリリースされました。
2026年5月時点でmacOS/Windows/Linuxの全主要OSに対応しています。
さらに2026年4月にはターミナル本体がMIT/AGPLライセンスでオープンソース化されました。
同じタイミングで、使い方を自分で選べるようになりました。AI機能を使わない「ただのターミナル」にも、エージェントを内蔵した開発環境にもできます。
従来のターミナルと大きく異なる点は次の3つです。
ポイント
- GUIライクな操作: マウス操作やテキスト選択が直感的に行えます
- ブロックUI: コマンドと出力が「ブロック」単位で整理されるため、過去の履歴が一目で把握できます
- AI機能内蔵: コマンドの補完・エラーの解説・自然言語でのコマンド生成がターミナル内で完結します
Windows・Linux版の対応状況
Warpは2024年2月にLinux版、2025年2月にWindows版をリリースし、全主要プラットフォームに対応しました。
Windows版はWSL不要でネイティブ動作し、PowerShellやCmd.exeの代替として使えます。
この記事ではMac環境での使い方を中心に解説しますが、基本的な機能や操作方法はWindows・Linuxでも共通です。
Warpのインストール【Mac/Windows/Linux】
Warpは公式サイトのダウンロードページか、各OSのパッケージマネージャーでインストールできます。
インストール手順
招待リンク経由でのインストールもできます。
https://app.warp.dev/referral/4556JG
- 上の表のコマンド(Macなら
brew install --cask warp)を実行する - Warpを起動し、GitHub・Google・メールアドレスのいずれかでサインアップする(スキップも可)
- 画面下部の入力欄にコマンドを打てば使い始められる
公式ドキュメント上、アカウント登録は任意(スキップ可能)です。
ただしAI機能や設定のクラウド同期を使うにはログインが必要です。GitHubかGoogleのアカウントなら30秒ほどで登録が終わります。
Warpの使い方の基本|よく使うショートカット
インストールが終わったら、まずは以下のショートカットだけ覚えておけばすぐに使い始められます。
細かい設定やAI機能の詳細は後述しますが、日々の操作はこの一覧でほぼカバーできます。
Warpの日本語対応・日本語化状況【2026年最新】

Warpは日本語の表示・入力に対応していますが、IME(日本語入力)周りでは環境によって挙動が不安定なケースが残っています。
実際に日本語のファイル名をターミナル上で操作する分には問題なく動作します。
以前は入力中に日本語が非表示になる制限がありました。
この制限は、2025年7月のアップデート(v0.2025.07.23)でmarked text(IMEの未確定文字列)の表示に対応し、大幅に改善しました。
ただしGitHub上には2025年後半以降も日本語IMEに関する不具合報告(macOS版・Windows版)が残っています。
利用環境によっては未確定文字が見えない・キーバインドが効かないなどの事象が起きる場合があります。
UTF-8の文字コードを標準で採用しており、日本語環境でも文字化けの心配はありません。
なお、Warp自体のメニューや公式ドキュメントは英語のみです。コマンド入力や表示は日本語対応していても、設定画面は英語表記になります。
GitHubの報告を見ると、不具合の出方は環境で変わります。macOSのバージョンと、入力ソース(純正の日本語入力のライブ変換、Google日本語入力など)の組み合わせ次第です。
同じmacOSでも入力ソースとバージョンの組み合わせで挙動が変わる点は知っておくと良いです。
Warpで日本語入力できないときの対処法(IME不具合のフォールバック)
2025年のIME(marked text)対応以降も、特定のmacOSバージョンや入力ソースでは未確定文字が見えない・キーバインドが効かないといった事象が報告されています。
以下の順で試すと多くのケースで改善します。
- 「Settings → Features → Experimental Features」を開き、Enable Legacy Text Input Mode をオンにする
- macOSの「システム設定 → キーボード → 入力ソース」で「ライブ変換」を一時的にオフにして再現確認する
- それでも直らない場合は、
brew uninstall --cask warpで一旦削除し、公式リリースページから日本語入力が安定していた旧バージョンを手動インストールして暫定回避する - 再現する不具合は Warp公式GitHub Issues で検索し、未報告なら新規Issueとして上げる(CJKタグの付与で開発側にも届きやすい)
インストールから日本語入力の確認、うまくいかないときの対処までの流れを図にすると次のとおりです。
Warpの料金プランと無料で使える範囲
ターミナルとしての機能は無料で使えます。
ただし2026年10月時点の公式料金ページでは、FreeプランにAIエージェントの利用分は含まれていません。
無料のままAIを使う場合は、自分のAPIキーを登録する(BYOK)か、使った分だけ払う従量課金で追加する形です。
2026年10月には、有料プランに含まれる利用分の表し方が「クレジット」から「ドル」に変わりました。Buildなら毎月$20分、Maxなら毎月$200分を、APIの料金で換算して使えます。月額の価格は変わっていません。
プラン比較
無料プランで足りる人・Buildにすべき人
ブロックUI・履歴検索・画面分割といったターミナル機能だけが目的なら、無料プランで十分です。
AIへの質問やエージェントを日常的に使いたいなら、Buildプラン($20/月)が基本の選択肢です。
すでにAnthropicやOpenAIのAPIキーを持っている場合は、無料プランのままBYOKで使う方法もあります。料金は変更が多いため、契約前に公式の料金ページで最新情報を確認してください。
Warpの使い方|ブロックUI・AI補完・Workflowsの基本操作

Warpは従来のターミナルとは使い勝手が大きく異なります。主な特徴を紹介します。
ブロック単位の入力(コマンドと出力を1ブロックで管理)
Warpでは、入力が「ブロック」と呼ばれる単位で整理されます。
コマンドを打つごとに区切られるため、過去の履歴が視覚的に見やすくなります。
$ git statusOn branch main …
$ lsREADME.md src/ …
$ npm test12 passed コマンドを実行するたびに履歴が積み重なる
$ git statusOn branch main …$ lsREADME.md src/ …この出力だけ選べる$ npm test12 passedAIアシスタント機能(コマンド補完・エラー解説)
WarpにはAIアシスタントが入っています。コマンドの補完に加え、エラーの意味もその場で解説してくれます。
私がよく使っていたのは、gitコマンドの補完です。git と入力するだけで候補が一覧表示され、右矢印キーで適用できます。
行頭で#を入力すると、やりたいことを文章で質問でき、AIがコマンドの候補を出します。

AI対話機能(Cmd+Iでチャット起動)

右上のアイコンか Cmd + I で、AIとのチャット画面が開きます。
AIエージェントモード

Cmd + I(Windows・LinuxはCtrl + I)で、ターミナルモードとAIエージェントモードを切り替えられます。
実現したいことをチャットすると、AIがコマンドの提案と実行を自動で行います。
GUIライクなUI(マウス操作・テキスト選択)
コマンドラインでもマウスが使えます。入力中の文字はクリックでカーソルを動かせ、出力もドラッグで選べます。
私はこの操作性のおかげで、長いコマンドの打ち直しが減りました。
Warp Workflows(コマンドのスニペット管理)
Workflowsとは
よく使うコマンドをスニペットとして登録・呼び出せる機能です。長いコマンドやオプションが多いコマンドを毎回入力する手間が省けます。
Ctrl + Shift + Rで呼び出せます。
Workflowsはチームメンバーとも共有でき、組織全体でコマンドのベストプラクティスを統一できます。
使っていて楽だったこと(iTerm2比較)
iTerm2から乗り換えて助かったのは、AIによるコマンド補完と、過去のコマンドの探しやすさでした。
ポイント
- 過去コマンドの再利用: iTerm2では
Ctrl+R→ 履歴文字列マッチで探していたが、Warpではコマンドと出力がブロック単位で残るため、目で見ながらスクロールして探せる - エラー解消: Pythonの
ImportErrorやgit rebase中のコンフリクトなど、ブロック内の「Explain output」ボタンから、その出力についてAIに直接質問できる - 定型コマンド:
docker compose up -d --buildやgit push origin HEAD --force-with-leaseのような長いコマンドはWorkflowsに登録しておけば、呼び出すだけで済む
逆にiTerm2の方が良かったのは「軽さ」と「カスタマイズ性」です。
この「軽さ」は、あとで私がWarpからGhosttyへ移る理由にもなりました(後述)。
Warpのセキュリティについて
Warpはクラウド接続が前提の設計です。そのぶん、通信の暗号化とプライバシー設定が用意されています。
通信の暗号化
保存時と通信時の2段階で暗号化されています。
暗号化について
- 保存場所: ユーザーや企業のデータは、米国にあるGoogle Cloud Platform(GCP)上に保存されます。
- 暗号化: 保存データはAES-256以上の方式で暗号化され、通信中のデータはTLS 1.3を使用して暗号化されます。
保存先と通信経路の両方を暗号化しているため、コマンドやデータを第三者に盗み見られるリスクは低く抑えられています。
プライバシー
送信データの扱いは次の3点です。
プライバシーについて
- オプトアウト可能: Warpは、ユーザーの操作データを収集するテレメトリ機能を提供していますが、設定(Settings → Privacy)から無効にできます。ただし公式ドキュメントでは、無料プランではAI機能を使うのにテレメトリの有効化が必要とされています(有料プランは無効にしたままAIを使えます)。
- 収集内容: 収集されるのは、アプリの使用状況やエラー情報などの利用データです。ただしAI機能を使うと、AIへの質問として入力した内容(コンソール入力)が送信されます(機密情報をマスクするSecret Redactionも用意されています)。
- リアルタイム監視: 「Network Log」機能で送受信データをリアルタイムに確認でき、自分のデータがどう扱われているか監視できます。
データ送信を無効にするには以下の手順で設定します。
- 右上の自分のアイコンをクリックして「Settings」を開きます。
- 左側のメニューから「Privacy」を選択します。
- 以下のオプションをオフにします。
- Help improve Warp(Warpの改善に協力)
- Send crash reports(クラッシュレポートを送信)

SSH接続時の動作制限
リモートサーバーにSSH接続した場合、Warpのブロック機能やAI補完は一部制限されます。
SSH先のシェルがbashまたはzshでなければ動作しないケースもあります。リモート作業がメインの場合は、この点を踏まえて導入を検討してください。
Warp設定|テーマ・フォント・アイコンの変更
見た目の設定は、Settings → Appearanceの1画面でほぼ完結します。
カラーテーマ変更

手順は3ステップです。
- 右上の自分のアイコンをクリックして「Settings」を開く
- 左側のメニューから「Appearance」を選択する
- current themeを好きなテーマに変更する
ダークモード、ライトモードの切り替えだけでなく、細かくカスタマイズもできます。
アイコンの変更
同じAppearance画面で、「Icon」の「Customize your icon」から好きなアイコンに変更できます。
フォントサイズ変更

同じAppearance画面の「Text」セクションで、TerminalFontやAgentFontを変更できます。
Font sizeも同じ画面で調整できます。
VSCodeとの連携方法
VSCodeの外部ターミナルをWarpに変えると、ショートカット1つで作業中のフォルダをWarpで開けます。
VSCodeでWarpをデフォルトターミナルに設定

- VSCodeを起動する
- VSCodeの左下の歯車マークをクリックし、設定を開く
- 設定の検索から「terminal」を入力し、Terminal > External: Osx Execを見つける
- Terminal > External: Osx Execに「Warp.app」を入力する
- Cmd + Shift + C を押すとWarpが立ち上がる
Warp × Claude Code連携
Warpは、AnthropicのAIコーディングエージェント「Claude Code」を公式にサポートしています。
Claude CodeをWarp内で実行すると、Warpがエージェントセッションを自動検出し、以下の統合機能が利用できます。
ポイント
- ワンクリックインストール: Claude Code起動時にWarpプラグインが自動でセットアップされます
- エージェント通知: Claude Codeの処理完了やエラー発生をネイティブ通知で受け取れます
- 垂直タブ管理: 複数のエージェントセッションをタブで整理し、gitブランチやPR情報を表示できます
- コードレビュー統合: エージェントの変更内容をWarp内で直接レビューできます
Claude Code以外にも、Codex/Gemini CLI/OpenCodeなど主要なコーディングエージェントCLIに対応しています(Universal Agent Support)。
Claude Code自体の導入手順や基本操作は「Claude Codeの使い方|導入から実践活用まで」にまとめています。
Warpのブロック共有機能|コマンド出力をURLで共有する方法
Warpには、コマンドの実行結果を他のメンバーとURLで共有できる「ブロック共有」機能があります。
共有したいブロックにカーソルを当てると右上にシェアアイコンが表示され、クリックするとパーマリンクが発行されます。
共有リンクは「リンクを知っている人なら誰でもアクセス可能」です。機密情報やパスワードを含むコマンド出力は共有しないよう注意してください。
RaycastとWarpの連携|ホットキーで瞬時に呼び出す設定
Macのランチャーアプリ「Raycast」を使っているなら、WarpをRaycastのホットキーに割り当てておくと便利です。
どのアプリを開いていても、キー1つでターミナルを呼び出せます。
Raycastからのホットキー設定手順
- Raycastの設定(Cmd + ,)を開く
- 「Extensions」→「Application Launcher」を選択する
- Warpを検索し、「Hotkey」欄に好みのキー(例:Opt + Space)を設定する
Warpのメリット・デメリット|iTerm2と比べてわかった本音
メリット
メリット
- AI機能内蔵: コマンド補完・エラー解説・自然言語入力がターミナル単体で完結する
- ブロックUIで履歴管理が快適: コマンドと出力が視覚的に整理され、過去の作業を追いやすい
- 高速動作: Rust製でGPUレンダリングを採用しており、起動・描画が速い
- クラウド同期: 設定やWorkflowsを複数マシン間で共有できる
- GUIライクな操作: マウス操作対応で、コマンドラインに不慣れな人でも直感的に使える
デメリット
デメリット
- AI機能にはログインと課金が前提: 登録自体はスキップできるが、AI機能を使うにはサインアップが必要で、無料プランにはAIクレジットが含まれない
- tmuxとの相性が悪い: tmux内ではブロックUIやAI補完が正常に動作しない
- 日本語入力の制限は大幅に改善: 以前はエンター前に日本語が非表示になる制限があったが、2025年のアップデートでIMEのmarked text表示に対応し改善。ただし環境によってはIME関連の不具合が残るケースがある
- オフライン時はAI機能が使えない: クラウド接続前提の設計のため、ネットワーク環境が必要
- 設定・ドキュメントは英語のみ: UIや公式サポートは日本語非対応
Warp・iTerm2・標準ターミナルの比較
私がWarpからGhosttyに乗り換えた理由
Ghosttyとは
Ghosttyは2024年末にオープンソースとして公開されたZig製の高速ターミナルです。2026年4月にはUbuntu 26.04 LTSの公式リポジトリにも収録され、10月27日には1.4.0が出ました。1.4.0では使っていない履歴を圧縮してメモリを70〜90%減らす仕組みが入り、Macでの読み書きも速くなっています。
アカウント登録不要・オープンソース・高速動作が特徴で、カスタマイズ性と軽量さを重視するユーザーに支持されています。
WarpのAI機能が不要で、完全オフライン・アカウントなしで使いたい場合の有力な選択肢です。
Warpはしばらくメインで使っていましたが、今はGhosttyに乗り換えて、Warpはアンインストールしました。理由は2つです。
1つ目は、軽さがほしくなったこと。AI補完やブロックUIは便利でしたが、私がターミナルに一番求めていたのは「開いた瞬間にコマンドを打てる」ことでした。
2つ目は、ターミナルを開く回数そのものが減ったこと。Claude Codeのデスクトップアプリにターミナルが付いてからは、作業の大半をそのアプリの中で済ませるようになりました。単体のターミナルを開くのは、ちょっとした確認のときくらいです。
AIはClaude Codeで使う。ターミナルはたまに開くだけ。そうなると、Warpの「AIが入ったターミナル」という強みは、私の使い方では出番がなくなっていました。たまに開くだけなら、軽いほうがいい。それが乗り換えた理由です。
逆に、ターミナルの中でClaude CodeやCodexを動かす使い方が中心なら、Warpは今も有力です。エージェントの通知やタブの管理まで、1つのアプリにまとめられます。
tmuxユーザーへの注意点
tmuxをターミナルマルチプレクサとして愛用しているユーザーには注意が必要です。
WarpのブロックUIはtmuxと競合するため、tmux内ではブロック機能やAI補完が正常に動作しません。
tmuxを日常的に使う場合は、iTerm2や標準ターミナルと併用するか、Warpのペイン分割機能(Cmd + D)でtmuxを代替するのがおすすめです。
tmuxでClaude Codeを複数同時に動かす使い方は「Claude Codeをtmuxで並列実行する方法」で紹介しています。
乗り換えをおすすめする人
タイプ別に向き・不向きを整理しました。
ポイント
- AI機能でコマンドを楽に覚えたい人 → Warpが最適
- コマンド履歴を視覚的に管理したい人 → Warpが最適
- とにかくカスタマイズしたい人 → iTerm2が最適
- シンプルさを求める人・完全オフラインで使いたい人 → 標準ターミナルで十分
- 軽さを最優先したい人・AIは別のアプリで使う人 → Ghosttyが最適
私はiTerm2からWarpに乗り換え、カスタマイズの自由度よりもAI補完の恩恵が大きかったので、しばらくメインにしていました。今はGhosttyですが、ターミナルの中でAIを使いたい人にはWarpが合うと思います。
Warpターミナルに関するよくある質問(FAQ)
WarpはWindowsでも使えますか?
はい。2024年2月にLinux版、2025年2月にWindows版がリリースされ、2026年5月時点で全プラットフォームで利用できます。
ただし、この記事はMac環境での使用を中心に解説しています。
Warpは完全無料で使えますか?
ターミナル機能は無料で使えます。
ただし2026年10月時点のFreeプランにはAIエージェントの利用分が含まれません。AIを使うならBuildプラン($20/月)に入るか、自分のAPIキーを登録(BYOK)してください。
アカウント登録は必須ですか?
必須ではありません。初回起動時のサインアップはスキップできます。
ただしAI機能や設定のクラウド同期を使うにはログインが必要です。GitHubやGoogleのアカウントなら30秒ほどで登録できます。
Warpはオープンソースですか?
はい。
長らくクローズドソースの商用ソフトウェアでしたが、2026年4月にWarpはクライアント(ターミナル本体)をオープンソース化しました。ライセンスはUIフレームワーク部分がMIT、それ以外がAGPL v3で、OpenAIが新しいリポジトリの創設スポンサーを務めています。コミュニティからの開発は、クラウドエージェント基盤「Oz」で管理する仕組みです。
引き続き有料プランでクラウド機能やAIの利用分が提供される、商用+OSSのハイブリッド形態となっています。
完全オフライン・軽量さを重視する場合はGhosttyやAlacrittyも選択肢になります。
Warpの日本語化(UIの日本語表示)はできますか?
2026年5月時点でWarpのUI自体は公式に日本語化されておらず、設定画面・メニューは英語のみです。
一方、ターミナル上での日本語の表示・入力・コマンド出力はUTF-8で問題なく扱えます。
AIエージェントだけは Warp Drive → Rules に「Always answer in Japanese」を登録すれば日本語応答に固定できます。
まとめ:ターミナルでAIを使うならWarp、軽さ重視ならGhostty
ターミナルの中でAIに質問したり、エージェントを動かしたりしたい人にとって、Warpは今も有力な選択肢です。
GUIライクな使いやすさ、モダンな見た目、AIによるコマンド補完とエラー解決が、他のターミナルにはない強みです。
私自身、iTerm2からWarpに乗り換えて、AI補完と履歴の探しやすさには何度も助けられました。今は軽さを優先してGhosttyに移りましたが、それはWarpが悪くなったからではなく、私の使い方が変わったからです。
気になる日本語化については、次の3点を押さえておけば困りません。
- メニュー・設定画面は英語のみで、UIの日本語化はできない
- 日本語の表示・入力は2025年7月以降、実用レベルで使える
- 入力がおかしいときは「Enable Legacy Text Input Mode」をオンにする
まずは無料プランで試してみてください。インストールから使い始めるまで5分もかかりません。合わなければ、Ghosttyや標準ターミナルに戻すのも簡単です。
変換中の文字が見えなければ「Enable Legacy Text Input Mode」をオンにします。動作の重さが気になったら、Ghosttyと1日ずつ使い比べると違いが分かります。
続きを追う:X(@Tom_Java_Tech) / RSS
途中経過は、また書きます。
| REV. | DATE | 内容 |
|---|---|---|
| 7 | 2026-10-31 | Ghosttyの紹介を最新の1.4.0(2026年10月27日公開)に合わせて更新 |
| 6 | 2026-10-28 | Ghosttyに乗り換えた理由と2026年10月の料金を追記 |
| 5 | 2026-10-15 | 図解を描き直し(図面のデザインにそろえた) |
| 4 | 2026-10-14 | 一人称と言い回しの表記をそろえた。雰囲気だけの挿絵を外した |
| … ほか2回の改訂 | ||
| 1 | 2025-05-13 | 初版 |




